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津市高野尾町の「高野尾花街道 朝津味」を運営する「㈱フューチャー・ファーム・コミュニティ三重」が地域の健康寿命を延ばすことを目指し事業を行う。
県下最大級の農産物直売所を備えた朝津味は、農業による地域活性化をめざし、地域の農業者が生産した野菜を販売するだけでなく、意欲的な取り組みを展開。この一連の催しもその一環となる。
三重県が策定した「三重の健康づくり基本計画」によると、県民の食生活で野菜の摂取不足と塩分の摂りすぎが問題になっている。更に運動不足も課題となっているため、地元産の新鮮な野菜を扱っている同施設の強みを生かし、「野菜たっぷりの食生活」をテーマに地域の健康づくりに寄与していく。
同施設のフードコートも三重県の「健康づくり応援の店」の指定を受け、野菜をふんだんに使ったメニューに変えるほか、子供から高齢者まで幅広い世代を対象とし、相可高校の村林新吾教諭らによる健康料理講座を開催。加えて、施設近隣の住民たちが普段食べている味噌汁の塩分濃度を調べ、改善に向けた指導も行う減塩調査を実施。
運動面としては、施設と隣接する「レッドヒルヒーサーの森」を活用。三重大学と日本ウォーキング協会と連携し、公園内で日常的に気持ちよく運動を行える場づくりをしたり、JFLサッカーチームの「ヴィアティン三重」の選手たちとヒーサーの森を一緒に歩く催しなどを実施。朝津味ならではの健康づくりをテーマとした取り組みで地域づくりをめざしていく。
事業の内容は以下…
▼村林教諭による「高齢者のための食育講座」…対象=介護施設に勤務する栄養士・管理栄養士など調理関係者。実施日=5月27日・6月17日・7月8日。各回定員20名。参加費1500円(3回受講で修了書発行)。
▼村林教諭による「野菜たっぷり料理教室」…対象=企業人・男性・主婦・独身男女。実施日=9月・10月・11月・12月(日は調整中)。各回定員20名。参加費=1500円(12月は2000円)。
▼小林善幸シェフによる「家庭でもできる野菜とエディブルフラワーを使った本格欧風料理講座…対象=企業人・男性・主婦・独身男女など。実施日=4月23日。定員20名。参加費=1000円。
▼三重県立こどもの城の料理教室担当の栄養士による「親子で楽しむ料理教室」…対象=小学生と保護者。実施日=10月15日。定員15組。参加費=親子で1500円(児童が増えると一人500円追加)。
▼食生活改善推進員による健康づくり応援料理講習会と塩分調査…対象=高野尾町・豊が丘・あのつ台の住民。実施日=2カ月に1回の3回セット。前期4月28日・6月29日・8月25日(後期は調整中)。定員30名。参加費=3回で1800円。
▼食生活改善推進員による朝津味直売所試食カウンターでの野菜たっぷり試食会。対象=ファーマーズマーケット来店者。実施日=4月28日・6月29日・8月25日。
▼相可高校生徒による朝津味直売所カウンターでの野菜を使った調理実習…対象=ファーマーズマーケット利用者。実施日=毎週土日を予定。
▼正しいウォーキング法で健康に!レッドヒルヒーサーの森の散策会…対象者=一般市民。実施日=調整中。
▼ヴィアティン三重選手とレッドヒルヒーサーの森を歩こう…対象者=小中学生。実施日=4月30日。
参加希望者は朝津味のインフォメーションに設置されている専用の申込み用紙に記入が必要。
詳細な問い合わせは☎津230・8701へ。
2017年3月30日 AM 4:55
23日、 津市久居西鷹跡町の津市立誠之小学校で、「津法人会青年部会」=山路貴裕部会長=が5年生児童54名を対象に租税教室を開いた。
同会は納税意識の向上と企業経営の健全な発展を目的に活動。教室は未来の社会を担う児童たちに、税金とはどのような存在であるのかを知ってもらおうと市内小学校で開催している。
児童たちは最初に税金が無くなるとどうなるかを描いたアニメ作品を鑑賞。劇中では、公立小学校が無くなって、多額の授業料や教科書の購入が必要となったり、壊れた橋も、そのまま放置される様子が描かれており、児童たちは身近な物の多くが税金によって支えられていることを知り、その意義を実感した。
その後、クイズ形式で、税金が無くなった場合、小学校の授業料が毎月6万8900円かかってしまうことや、消費税など様々な税金の種類を学んだ。
更に平成28年度の国家予算96兆7218億円の内、約6割が税金によって賄われていることなどを勉強。途中、シロモチくんが登場したり、本物の1億円と同じ大きさ・重さのレプリカを持つなど、児童たちは終始楽しんでいた。
2017年3月30日 AM 4:55
三重県内の医師・歯科医師2000人の会員で構成する三重県保険医協会=津市観音寺町=は、4月16日㈰10時~15時、『ヨイハデー特別企画・歯のこと何でも電話相談』を実施する。相談無料。
「どうも入れ歯が合わないような気がして」「子どもの歯並びが気になる、小児歯科について教えてほしい」「歯磨きすると歯ぐきから血が出る」などをはじめ入れ歯、歯周病、インプラント、口臭、矯正歯科など、普段気になっている、または、相談できずにいる歯に関する悩みについて歯科医師が直接相談に乗ろうと、4月18日の「よい歯の日」に合わせて前々日に行うもの。毎年恒例で今年で25年目。
当日の受付電話番号は059・225・1071、または059・225・8747。
2017年3月30日 AM 4:55