2017年3月

三重走友会は、3月26日㈰津市美杉町君ヶ野ダム南川広場で、本紙が後援する「第24回美杉の里桜マラソン大会」を開くにあたり、参加者を募集している。雨天決行。
一般男子と同女子、50歳以上の壮年男子は10㎞㎞。一般女子と小学生男女は3㎞の3種目9部門。
入賞は各3位まで。受付けは朝8時、9時開会。
スタートは10㎞が9時半、5㎞と3㎞が9時40分。コースは同ダムの市道側を走る。
参加料は、10㎞が3千円、5㎞が2500円、3㎞が2千円、小学生は1500円。
申し込みは、郵便振替(00820・6・50135三重走友会事務局)を利用。締切は3月10日㈮の消印分まで。
問い合わせは、三重走友会☎059・237・0795、または090・1823・5026福地さん。

テレビで紹介していた脳のトレーニングを時々実行している。運動しながら、記憶を呼び起こし、手を動かす。三つを一緒に行うと良いらしい。
ウォーキングしながらサンズイの漢字を思い出し、指で書く。サンズイの漢字はたくさんあり、きょうの私は四十五個を書けた。書けないものもある。「あふれる」はどうしても書けなかった。
そして、「とごる」はどんな漢字だろうと思った。コーヒー碗の底に砂糖がとごる。液体中で溶けない成分が底の方にたまる状態を表す。
よくよく考えると、「とごる」という漢字は思い出せないのではなく、知らなかった。家に戻って調べてみると、「とごる」という漢字がない。方言だという。三重県や愛知県など狭い地域で使われる言葉で、大阪でも東京でも使わないそうだ。私はこの年まで全国で通じると思い込んでいた。
では、標準語で「とごる」状態をどう表現するかというと、適当な言葉が見つからない。「みそ汁のみそが沈殿した」というのだろうか。理科の先生は飽和溶液の説明で「いくらかき混ぜても物質が溶けずにとごる」と言うことができない。「かき混ぜても液体の底に物質がザラザラたまる」不自由そうだ。
「とごる」は使い勝手の良い言葉だ。語感から状態を容易に推測できる。「滞る」とか「土凝る」と書いて全国に広めたら良いのにと思う。

(舞)

ローストビーフを盛り付ける宮崎氏と、見学する学生たち

ローストビーフを盛り付ける宮崎氏と、見学する学生たち

2月23日、津市大谷町の学校法人大川学園・三重調理専門学校で、同校教育研修協力会長で志摩観光ホテル顧問の宮崎英男氏を講師に迎え、毎年恒例の西洋料理特別講習が行われた。1年生33名が参加した。
国内屈指のリゾートホテルで長年務める宮崎氏に、西洋料理の応用や、技術の指導に加え、職人としての話などもしてもらうのが目的。
同ホテルは、昨年5月に開かれた伊勢志摩サミットでメイン会場となった。講習では、宮崎氏が、サミットで提供された料理をベースにしたものを含め、フランス料理4品を実演。
伊勢海老や鮑などの食材の特徴や、各料理の味付け・火加減を丁寧に説明したほか、「皆さんに、命あるものをいただいていることを知り、食べる物に感謝してほしい」と話し、学生はメモを取ったり真剣な表情で聞き入っていた。
また、4品のうち「ローストビーフ」のレフォールソースを試食した学生は、その美味しさに感嘆の声をあげていた。
卒業後、イタリア料理店への就職が決まっている山口実香さん(21)は「サミットで出されたような料理を目の前で見られて、勉強になりました」と話した。

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