▼第40回特別写真展・写真集団友光会=12~16、津リージョンプラザ
▼アートフォーラム三重小品展=~9、三重画廊
▼第35回泉会日本画展=~9、県総合文化センター
▼シャツ・中根啓&洋服・中根由美子展=14~20、ギャラリー集
▼ラ・ミューズⅣ展=12~16、三重画廊
▼第20回土屋豊鍛金作品展=8~15、ギャラリー遊空間
▼あしたば・ローゼル音楽祭=8、嬉野ふるさと会館
▼創立34周年民謡民舞大会=9、クラギ文化ホール
▼第26回くにたちコンサート=8、お城ホール
▼LA MUSEⅣ展=12~16、三重画廊
▼マイナビ就職セミナー合同会社説明会=13、アストホール

白熱した試合を繰り広げた選手

白熱した試合を繰り広げた選手

「オープントーナメント津中央ライオンズクラブ(以下LC)杯・三重県空手道錬成大会」が3月26日、津久居総合体育館で開かれ、選手らが日頃の練習の成果を競った。
同大会は、同LCの青少年育成事業のひとつとして2020年の東京オリンピックの実施種目となった「空手」を、若い年代に目を向けてほしいと、同LCの辻康次会長の熱い思いで、全世界空手道連盟・新極真会三重中央支部の寺家誠秀支部長の協力を得て、寺家道場との共催という形で実現した。
参加したのは、岐阜県、滋賀県、奈良県、大阪府から集まった幼稚園児、小学生、中学生の250名。体育館の3つのマットで応援を受けながら白熱した試合を展開していた。

忍田城跡の主郭に集まった参加者

忍田城跡の主郭に集まった参加者

siro1 3月25日、津観光ガイドネット=西田久光会長=と芸濃ふるさとガイド会=駒田富士雄会長=主催の山城探検隊「雲林院・忍田城」が開かれた。
同ネットの山城調査プロジェクトチームが編集したガイドブック「津の城跡50選」(伊藤印刷㈱出版部刊)に掲載されている城跡をガイドと共に巡る催し。昨年12月に美杉町の霧山城、今年1月には一志町の長谷砦を巡っている。
参加者約30名は芸濃町雲林院にある曹洞宗の寺院・長徳寺に集合。この寺は雲林院城を築いた雲林院氏代々の菩提寺。同寺の倉島智行住職より寺と雲林院氏の密接な関係を聞き、道中安全の祈祷を受けた後に一行は出発。美濃夜神社からほど近い林光寺の脇を抜け林へ入ると一帯に広がっているのが雲林院城跡。現在の津市美里町に本拠を構えていた長野氏の有力家臣であった雲院林氏が14世紀前半に築城し、拠点としてきた城。中でも戦国時代の当主であった光秀は、塚原卜伝より新当流を授けられるほどの剣豪で、その子の光成(弥四郎)も剣豪として名高い。尾根に沿って、地面が削られた小規模な曲輪が連なるように配されており、堀切も確認することができる。標高170mの山頂にある主郭と思われる曲輪は、今は木々で眺望が遮られているがふもとの集落が一望できる場所で敵襲に備えるには最適の場所であることがすぐに理解できる。一行は、そこで少し休憩し、少し下ったところにある送電用鉄塔の付近から林を抜ける。安濃川にかかる忍田橋を渡り、再び長徳寺の門前から北にある忍田城へ向かった。
忍田の集落の入口当たりにある池のほとりから、山林に入るとそこにあるのが忍田城跡。11世紀初頭にこの城を築いた忍田入道より忍田氏代々の居城。同氏は長野氏一族の雲林院氏がこの辺りに入る前に一帯を治めていた地侍と思われるが詳細は分からない。
一行は林を抜け、山頂の主郭に到着。雲林城より規模は小さいが、地面を削り三方を土塁で囲んだ主郭の堅牢なつくりや、周囲に配された堀切や大小の曲輪など、中世の城らしい遺構が確認できる。
参加者たちは両城の〝攻略〟を通じて、先人たちが生き残るために凝らした知恵や工夫に触れ、山城の魅力を再認識していた。
同ガイドネットでは今年度も秋に山城探検隊を美杉・白山・安濃で計3回実施予定。詳細は後日発表。

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