対面で来場者の相談に応じる雲元氏(岐阜産業会館にて)

対面で来場者の相談に応じる雲元氏(岐阜産業会館にて)

霊障解消の事例を紹介した「見えない力」の著者、雲元氏(津市大里睦合町、人材教育会社㈲エム・アール・シー社長。本名・足坂三長さん)が3月26日岐阜市の岐阜産業会館で開かれた「おとなフェア」(主催=岐阜新聞社・ぎふチャン=にブースを出展、来場者の相談に応じた。
同フェアは〝大人の青春から終活まで〟をテーマに高齢者向けのイベント内容を行い毎回好評を得ている。当日は補聴器、墓石、葬儀社、リフォーム、相続、福祉車両など、様々な企業や店の計29の企業(店)がブースを並べ、大勢の来場者で賑わった。
雲元氏は、「運勢や体質を良くするために」をテーマに掲げ、先ずは自宅の神棚や仏壇が正しく祀られているか?敷地をコンクリートで覆っていないか?雛人形や五月人形が押入れの中に入れたままではないか?…などをチェックするシートを来場者に配布。その後に対面式で、悩みを解決するためにはどうすれば良いかをアドバイスした。
多かったのは、体の不調や精神的な不調を医療機関で診てもらったものの、改善されない事に悩む相談者。雲元氏は、「霊障や戒告が原因の場合もある」とし、神仏の祀り方や供養の仕方などを詳しく話していた。

津市大門商店街の入り口

津市大門商店街の入り口

古い商店街を、幻想的な光で明るく美しく照らし出します──津市大門商店街商業協同組合(理事長・近澤正浩)が、約100個のランタンを同商店街の南通りに設置。
明日7日17時半~、前葉泰幸市長を招き点灯式を開く。
昭和の雰囲気が色濃く残る同商店街は、昔と比べ店舗が減っている。
しかし今年に入り、南通りに、同組合が、NPO法人サルシカ(代表・奥田裕久)と協力して展開する2店舗「キャンプバー・ランタン」「歌声サロンまりりん」がオープンし、新たな人の流れが生まれつつある。
今回のランタンの設置、設計は第七劇場(津市美里町)の主宰で舞台芸術家の鳴海康平氏が担当。設置費用は、市の補助金と一般からの寄付金で賄う。
そして7日には、3店舗目となる「串揚げ まるう本店」が南通りに開店するため、さらなる集客、イメージアップを目指し点灯式を行う。併せて、「南通り」を「ランタン通り」に名称変更する。

講演する森さん

講演する森さん

3月25日、津リージョンプラザの健康教室で、津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズの第72回文化講演会?「発見塾」が催された。主管=津文化協会。後援=同大学、本紙。
三重大学の持つ知識を広く共有するため、各分野の専門家を招き隔月ペースで開催。今回の講師は同大学人文学部准教授の森正人さん。演題は『メディアと戦争~軍靴の音を聞く・見る』。
森さんは、テレビ・新聞・雑誌・ガイドブックといったメディアについて、世界中で起きている様々な事象を媒介し、多くの人々に伝えながら、世界そのものを形成する一方、それぞれが独自の視点を持っているので歪みや偏りを内包していることを指摘。その上で第二次世界大戦中に日本政府が様々な雑誌などのメディアを通じて、戦争の大義を国民に訴えながら、支持を集めて総力戦という形をつくりあげていく様子を解説。加えて、新聞社主催の鹵獲品の博覧会も行われ、国威発揚にも利用したり、太平洋戦争時には情報操作で劣勢を隠しながら、国民に犠牲と負担を強いるだけでなく、特攻や大和魂をメディアがこぞって取り上げる中、それを賛美する論調が形成されたことを指摘。
それらの歴史から脱却しようとする動きが活発化している現状に対し、美しい国や崇高な精神という美名の下にある見たくもない、聞きたくもない歴史から目を背けず、各人がメディアに誘導されない自分の意見をしっかり持つことの重要性を訴えていた。

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