久世さんと、店舗前に設置された寄付型自動販売機

久世さんと、店舗前に設置された寄付型自動販売機

津市久居明神町の「エミ美容院」を経営する久世恭加さん(46、同市白山町南家城)が今月、店舗前に、動物愛護の団体・個人などに収益が寄付される飲料の自動販売機を設置した。
久世さんは祖母・母も美容師で3代目。父の悟司さんは長年、植樹活動などで地域に貢献している。
元々動物好きで、「何でもかんでも命には重み・意味があり、無駄な命はない」と話す。ユーモアがあり、親しみやすい人柄で、命あるものに対して、どこまでも真面目。以前、虫やミミズが怖くて触れなかったが、努力し克服した。 そして昨年9月に愛犬2匹が亡くなったとき、命の尊さが身にしみたそう。寄付型自販機は、愛犬達を追悼するとともに、動物愛護活動のためのエサや手術代などに充ててほしいと設置。表面には久世さんや家族、今まで飼ってきた犬などの写真がデザインされている。
さらに久世さんは、地元・白山町にある市営リバーパーク真見の近く、雲出川河川敷でのゴミ拾いを約10年前から続けている。
雲出川は景勝地の家城ラインがあるほか、「南家城川口井水」が昨年、「世界かんがい施設遺産」に選ばれており、貴重な地域資源。久世さんにとっても子供の頃の遊び場で、愛着がある。
しかし夏に河川敷でBBQをした人が残飯や包丁、オムツなど様々なゴミを捨てていくことが多く、久世さんは主に夏の休日の朝、犬の散歩をするときに拾っている。またこの周辺では、白山総合支所職員や、久世さんの活動をFBで知った友人も清掃を行っている。
久世さんは「命あるもの全てが幸せになればというのが、私の願いです。私の活動がそこに繋がれば」と話した。