ポスターを手に…大形さん(右)と鈴木さん

ポスターを手に…大形さん(右)と鈴木さん

5月14日まで、伊勢市の県営サンアリーナで「お伊勢さん菓子博」(第27回全国菓子大博覧会)開催中だが、大正15年(1926)に日本統治下の韓国京城府で開催された「第6回全国菓子飴大品評会」のポスターが見つかった。
このポスターを手にお伊勢さん菓子博のPRをしているのが、伊勢市在住で元津商業高校教諭の大形弘さん(79)。大形さんの知人である伊勢市内の旧家より発見されたもので保存状態が大変良く目立った破れや退色がほとんどない。咲き乱れる桜をバックに、韓国の民族衣装に身を包んだ女性が微笑む姿が描かれており、同年4月15日~30日に開催されたことなどが記されている。今と博覧会の名称は異なっているが、通し番号は今に至るまで使われている。
91年の時を超えて、博覧会が開催される伊勢市で、このポスターが発見されたことに不思議な縁を感じた大形さん。知人よりこのポスターを借り受け、博覧会開催前には様々な場所でPRにも活用をしてきた。
菓子博会場でマジックの披露を行う大形さんは、友人で同じく菓子博会場で南京玉すだれなどを披露する伊勢路会の会主・鈴木宥二さん(77)と本紙事務所にPRに訪れ、「ポスターを通じて菓子博の歴史を感じてもらえたら」と笑顔で話していた。