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「広い庭なんていらない!」と友人が言っている。それが庭の広さ自慢じゃないことは明白だ。この時期の雑草といったら、倍々ゲームのように増えていくから。
道端の草を見ていても、雨の後には一気にボリュームが増える。中でもスイバは、ぴゅーっと伸びて、薄赤い花を咲かせている。似たような草で、少し大きい緑の花を咲かせるのがギシギシ。これもあっという間に大きくなる。
庭に除草剤はまきたくないし、草引きは大変だ。自分で草刈り機を使えれば一応格好はつくけれど、それも重労働。広い庭を持つ人には気の毒な季節である。
草を動物に食べさせたらと考える。庭で兔を飼うのはどうだろう。ギシギシを摘んで兔に与えた記憶がある。スイバやギシギシは兔の大好物だ。
山羊や羊なら、もっと草を食べる。ニュージーランドで聞いたが、彼の地では夜でも冬でも羊を外に放りっぱなしらしい。ニュートン算みたいに、羊が草を食べる速度と庭の草が伸びる速度を計算して庭に羊を放しておく。
それでも、動物を飼うのは除草作業より手間がかかりそうだ。防草シートぐらいが、現実的な雑草対策だろう。さらに上をいく対策は、広い庭を持たないこと。庭は公園に任せて、日本人らしく小さな敷地のウサギ小屋に住めば草の悩みは解決だ。 (舞)
2017年5月11日 AM 4:55