県職員OB・OGの親睦組織である一般社団法人三重県友の会一志支部(服部卓郎支部長)は、19日14時~15時、津市久居東鷹跡町の久居総合福祉会館南館3階レクリエーションホールで、地域貢献活動の一環として「絆づくり講演会~地域の歴史を知ろう」を開催する。入場無料(一般市民の聴講歓迎)。
講師は本紙会長で津城復元の会会長、津観光ガイドネット会長の西田久光。演題は「城づくりの名手 藤堂高虎」。
西田は長年にわたる藤堂高虎研究、全国各地の足跡探訪で知られる在野の高虎研究者。豊臣秀長の家臣時代から関ヶ原合戦までの第1期、徳川家康の腹心として大坂包囲網づくりの中心となり築城の名手としての名声を不動のものとした第2期、大坂夏の陣以降の第3期。3つの時期に分けて高虎が築城・修築等に関わった城の紹介を中心に、徳川幕府草創期における高虎の位置や久居藩についてもふれる。
問い合わせは人見さん携帯090・7608・6036か、田端さん☎059・293・1782へ。

練習に励むメンバーたち

練習に励むメンバーたち

津市芸濃町椋本の津市芸濃庁舎芝生広場内「げいのう わんぱーく」交流プラザ談話コーナーで、20日11時~11時半、ファミリーブラスバンド「おもちゃの音楽隊」の演奏会が催される。
同バンドは昨年4月に津市で発足し、現在のメンバーは0歳~中学3年生の子供のパパ・ママ計10人。担当楽器は、フルート・クラリネット・トランペット・ユーフォニウム・トロンボーン・コントラバスで、月3~4回、公民館などで子供連れで練習をしている。
子育てや仕事で大変な毎日を送るなかのリフレッシュ、音楽を楽しむことを通じ子供達も含めた仲間づくりをしながら、無理のないペースで活動中。今後は、演奏発表の機会を定期的に作っていきたいという。
今回の演奏予定曲は▼さんぽ(「となりのトトロ」より)▼ドレミのうた▼ディズニーメドレー、ほか。
なお、当日は12時までわんぱーく談話コーナーを利用できない。プレイルームは通常どおり利用可能。

三重県立美術館が開館35周年を記念して同館のコレクションから選りすぐった名品を一堂に公開する「ベスト・オブ・コレクション」を開催中。主催=三重県立美術館。後援=(公財)三重県立美術館協力会。
同美術館は、これまで独自の方針にもとづく作品収集をすすめ、三重ゆかりの美術とともに近代を中心とした国内外の美術、スペイン美術などを所蔵してきた。
今展は、その中から美術史において価値の高い特色ある作品群を紹介。明治から現代までの日本美術では、浅井忠、黒田清輝から現代絵画に至るまで洋画を中心に美術史の流れをたどり、また、17世紀スペインの画家・ムリーリョから近代のモネ、ルノワール、シャガールにいたる西洋美術コレクションの優品をまとめて展示。
江戸期の画家、曾我蕭白の重要文化財「旧永島家襖絵」は前後期に分けて5年ぶりに全点を公開。
関連イベントは、
◆ディレクター・トーク(館長によるトーク)…事前申込不要。5月14日㈰14時から。参加希望者は講堂に集合。
◆キュレーター・トーク(学芸員によるトーク。要観覧券、事前申込不要)…5月21日㈰=曾我蕭白《松に孔雀図襖》。5月28日㈰=バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《アレクサンドリアの聖カタリナ》。いずれも14時から。参加希望者は、企画展展示室入口に集合。
観覧料=一般700円(20名以上の団体割引料金500円)。学生(大学・各種専門学校等)600円(同400円)。高校生以下無料。この料金で柳原義達記念館も観覧可能。家庭の日(毎月第3日曜日)は団体割引料金となる。
問い合わせは、同美術館☎059・227・2100へ。
本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。希望者は葉書またはメールで、〒・住所・氏名・年齢・性別・電話番号を明記して郵送または送信して下さい。(〒514─0028、津市東丸之内26─12、ふるさと新聞「美術館」係まで。メールはfurusato@ztv.ne.jp

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