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津市美杉町上太郎生地区、三重と奈良の県境にある水田で2日、美杉小学校3年生6名と4年生15名が、イネ科の植物「マコモ」の植え付け体験を行った。
主催は、同小と、太郎生に住む50代~70代の7名で構成し、地域活性化を目指してマコモの栽培・特産品化に取り組む団体「八十六石まこもの集い」=横川惚吾代表(63)。
マコモは、緑色の外皮をむくと出てくる白い茎部分が可食部。タケノコのようなシャキシャキとした食感で、味が淡白でクセがないため様々な料理に合う。また葉の粉末はマコモ茶や、菓子の材料にもなる。
この植え付け体験は、同小の学校給食にも出ているマコモを児童にPRすることなどを目的に、農業体験の一環として毎年行われているもので今年で6年目。
児童達はまず横川さんからマコモの株などについての説明を聞いたあと、植え付けに挑戦。最初は水の冷たさに戸惑っていたが、慣れると泥んこになってはしゃいでいた。
横川さんは「今後も、マコモをうどん・そば・津ぎょうざの生地に使うなどして、行政との繋がりも深めて特産品化に取り組んでいきたいです」と話した。
2017年5月11日 AM 4:55
ユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、世界から注目を集める「和食」。
和食料理に携わる若い調理師の技能レベルの日本一を決める県日本調理技能士会(松浦貞勝会長)主催の「技能五輪『日本料理』三重県予選」が4月23日、津駅西口前の学校法人大川学園・三重調理専門学校で開かれ、三重県内の19歳~出場資格の上限である23歳までの調理師や専門学校生計17名が日頃の鍛錬の成果を競った。
競技内容は「小鯛活なます姿盛り」「牛蒡と鴨の小袖焼き」「芋寿司手綱巻き」の3品を制限時間で調理し、松浦会長を含む5人の試験委員が①食材の取り扱い②下ごしらえの手順③包丁さばき④調理技術⑤衛生面という5項目で審査。
結果、昨年に続き1位に輝いたのは伊藤成美さん(22)=ホテル湯の本。菰野町=。2位は鈴村拓也さん(22)=旅館寿亭。菰野町=。二人は11月に栃木県で開かれる全国大会への切符を手にした。
2017年5月11日 AM 4:55
(公社)津法人会(津市広明町。竹林武一・会長)は5月22日(月)15時~16時半(開場14時45分)、津市大門の津都ホテル5階で開く通常総会後に記念講演会を開く。
講師は亜細亜大学教授で元・日経新聞編集委員・論説委員の後藤康浩氏。
演題は『世界経済の混乱と日本企業の新たなるグローバル戦略』。
後藤氏は早稲田大学政経学部政治学科卒業後、豪州ボンド大学経営学修士(MBA)修了。84年・日本経済新聞社入社。社会部配属。85年から1年間、エジプト・カイロでアラビア語研修。
その後、国際部を経て、バーレーン支局、欧州総局(ロンドン)駐在、92年から東京本社産業部、97年~00年中国総局(北京)駐在。00年から産業部編集委員、02年から論説委員、08年に編集局アジア部長。10年から編集委員。
テレビ東京系列「未来世紀 ジパング」ナビゲーター、ラジオ日経「マーケット・トレンド」コメンテーター、亜細亜大学大学院客員教授「アジア産業論」「アジアビジネス論」などを担当。
16年3月末で日本経済新聞社を退職し、4月から亜細亜大学教授。
一般聴講可。無料。申込みは1名につき往復ハガキ1枚に〒・住所・氏名・電話番号を明記して、〒514─0006、津市広明町121、(公社)津法人会「5月22日記念講演会」係へ。定員200名になり次第締切り。駐車場が少ないため、公共交通機関の利用をすすめている。
問い合わせは同法人会☎059・225・1302。
2017年5月11日 AM 4:55