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三重歴史研究会は21日㈰15時~16時半(受付14時半~)、津駅北隣りのアスト津4階で総会記念講演会を開く。
講師は、皇學館大学の岡野友彦教授。演題は「伊勢平氏の誕生」。
岡野教授は「平清盛の一族が『伊勢平氏』と呼ばれていたことは平家物語でよく知られている。清盛の父・忠盛が天承2年(1132)、内昇殿を許された際、その急速な出世を妬んだ公家貴族たちから、『伊勢平氏はすがめなりけり』と囃されたという。それでは忠盛は、本当に伊勢国の出身だったのか。伊勢平氏の重要な本拠地の一つが、九州の坊津、博多津と並んで〝日本三津〟の一つに数えられるほど栄えた安濃津。
その安濃津から4㎞ほど南に木造荘という荘園があった。清盛の甥・光盛が、その娘に与えた譲状を見ると、忠盛も当地を領有していたことが知られる。よって平正度をはじめとする伊勢平氏が、木造から安濃津にかけての津市南部を本拠地の一つにしていたことは間違いない。しかも、木造荘域に属すると思われる雲出島貫遺跡では、近年、平安後期の武家居館と思われる遺構が発見されており、伊勢平氏の居館跡ではないかと注目されている。
講演では、こうした最新の研究成果を反映させつつ、伊勢平氏誕生の背景について、私なりの考えを論じたい」と話す。
受講料は、資料代として200円(会員は無料)。
問い合わせは中村さん☎津232・0631へ。
2017年5月18日 AM 4:55