週末には新聞折り込みのチラシがどさっと届く。たいていその中に求人広告があって、つい見入ってしまう。今から転職しよう、面接を受けようという気持ちはない。ただ、興味がある。どこに、どんな仕事があって、それでいかほどの収入となるのか。企業はどんな人を求めているのか。
「簡単なお仕事です」「未経験の方大歓迎」「女性が活躍しています」「スピード昇給可能」「週払いOK」企業側はさまざまなキャッチコピーを並べて、採用計画を達成するべく努力している。
現在の就活の状況は、新卒も転職も売り手市場で見通しも明るいという。就職氷河期と言われた時期の息子の苦労を知るだけに、素晴らしいと思う。求人広告からも、それが見える。数年前より、初任給もパートの時給も高くなっている。
人手不足だと言われる原因は、素人でも見つけることができる。団塊の世代が仕事を離れただろうし、介護分野やIT分野の仕事が増加しているだろうし。
工場の自動化は今後ますます進み、人は要らなくなるようにも思えるが、行程全体を把握するエンジニアや分析や改善をする人材はやはり必要となる。その上、消費者はますますサービスを求め、新たな仕事が発生するだろうし。
週末の求人チラシが面白い。一枚のチラシから社会のありようが見えてくる。      (舞)