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三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第73回文化講演会?「発見塾」が5月27日(土)13時半~15時、津市役所隣りの津リージョンプラザ2階健康教室で開かれる。後援=同大学、本紙。
今回の講師は同大学大学院工学研究科の大井隆弘助教。演題は『大正昭和の住宅と私たちの暮らし~台所・浴室・便所にみる技術と変革~』。
日本の住宅は、大正期以降の生活改善や住宅改良の機運の高まりを受け、大きな変貌を遂げてきた。中でも、ガスレンジ、ボイラー、水栓といった設備機器が集中する水回り空間の変化は顕著で、設備それぞれの進歩はもちろん、都市インフラ整備の進展と直接結びつき、暮らしを漸次変化させてきた。
この講座では、大正・昭和初期を中心に、様々な設備に起こった技術革新のほか、家事労働の合理化など、住宅に関する意識の変化も押さえつつ、水回り空間全体がどのようにデザインを変化させていったのかを振り返える。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは事務局☎090・1236・1144辻本さん。
2017年5月18日 AM 4:56
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