「彩潮会第32回日本画展」が5月28日㈰までの9時半~17時(最終日は16時まで)、三重県立美術館県民ギャラリーで開かれている。後援=三重県、三重県教委、津市、津市教委ほか。
同会は昭和50年、日本画家の故・橋本綵可氏が創設。現在は橋本心泉氏が主宰している。会員約29名が、県教育文化会館や市中央公民館の日本画教室で研鑽している。日本画家・書家である心泉氏は世界各国で展覧会への出品や日本画の指導を行うほか、国際交流にも尽力しており平成24年5月には「三重県文化賞・文化大賞」を受賞している。
また、会員は「国際公募展ル・サロン」、「日春展」、「日本の美術全国選抜作家展」、「三重県展」など国内外の公募展で入賞・入選多数。
「日本画展」は、会員の日頃の研鑚の成果を発表する場として、毎年1回開いており、同美術館で開く〝伝統ある日本画展〟として広く県内外の日本画愛好家に知られている。
今回の出品者は23名、作品は0号から60号までの105点。
橋本さんは「墨の香り、岩彩の輝き、麻紙の上で響き合うコラボの魅力に惹かれて私達は描き続けています。心ときめく至福のひととき、筆を持てる幸せに感謝しております。今展も新たな創作を目指しました」と話す。