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2017年5月
4月26日、「あなたの知らない街道めぐり わきみちよりみち 初瀬街道1」の第1回が、松阪市のJR六軒駅~近鉄中川駅までの約6・3㎞のコースで行われた。主催は津観光ガイドネット、一志町歴史語り部の会、白山道しるべの会。
この企画は、松阪市の六軒と奈良県の初瀬を結ぶ同街道を、津観光ガイドネットの案内のもと今年度から2年計画で10数回に分けて踏破するもの。
60名が参加し、ガイド13名が案内を務めた。六軒駅前で開会式が行われ、津観光ガイドネットの西田久光会長の挨拶のあと、吉村武司副会長が伊勢音頭の道中唄を披露。続いて参加者が4班に分かれて出発した。
まず小津町の曲がり角の「常夜燈」と「道標」をガイドが紹介。常夜燈は入母屋型竿長で、明治45年に建立。同44年に鉄道の参宮線が開通しても白装束姿の旅人は六軒駅で降り、この角を通って参宮したという。
そして三渡川(別名・涙川)に架かる三渡橋では、ガイドが、中世に潮の干満により3ケ所の渡し口があったため三渡の名が付けられたことや、橋の近くにあった常夜燈と道標は現在、橋の架け替え工事のため撤去されていることを話した。その後、老舗の「松屋製菓舗」で、嬉野から出土した日本最大級の鴟尾を形どった名物「鴟尾最中」などの土産が渡された。
時々小雨が降ったが荒天にはならず、参加者は街道の歴史の魅力を満喫した。
なお24日に第3回(コース=近鉄川合高岡駅~初瀬街道~近鉄大三駅)、6月6日に第4回(近鉄大三駅~初瀬街道~近鉄東青山駅)が行われる。詳細は津観光ガイドネットのHPへ。問い合わせは津市観光協会内の津観光ガイドネット☎津246・9020。
2017年5月11日 AM 4:55
4月28日、津市高野尾町の「朝津味」近くのレンゲ畑で、津市立「豊が丘小学校」=今田禎浩校長=の1・2年生129名が花摘みなどを楽しんだ。
畑は、朝津味を運営する㈱フューチャー・ファーム・コミュニティ三重の耕作地。一昔前には、土を豊かにするために水を張る前の田にレンゲを植えることが多く、この時期の風物詩で子供たちの遊び場でもあった。しかし、近年では化学肥料の普及などで、レンゲが咲く風景を見かける機会が減ってしまった。そこで同社と同校が連携し、児童たちにもレンゲ畑で存分に遊んでほしいと、昨年に同校の当時1・2年生が種を植えた。
春の暖かい日差しを浴びて、畑いっぱいにピンクの花を咲かせたレンゲを見た児童たちは大喜び。畑の中に入り、花を摘んで花束や髪飾りをつくったり、走り回ったり、寝転んだりと思うままに楽しんだ。特に2年生は昨年、自分たちで種を植えたこともあり、楽しさもひとしおという様子だった。
また、今年も来年に向けて、10月に同小児童が種まきを行う予定。
2017年5月11日 AM 4:55