藤堂高通公320年祭が執り行われる「野邊野神社」

藤堂高通公320年祭が執り行われる「野邊野神社」

津市久居二ノ町の『野邊野神社』で久居藩祖・藤堂高通公の命日にあたる8月9日に卒去320年祭を執り行い、16日まで高通公を象った神像の特別参拝なども行う。
高通公は津藩祖・藤堂高虎公の孫。寛文9年(1669)に江戸幕府より分封の命を受け、久居藩を興して、城に当たる久居陣屋を築くと共に城下町を開いた。久居という地名には「永久に鎮居する」という願いが込められており、武家の信仰を集める八幡神を祀った近くの八幡宮を陣屋の鬼門に遷し、久居の守護神で藩の祈願所「久居八幡宮」(現・野邊野神社)とした。後の明治41年(1908)以降、高通公は相殿の神として祀られている。
高通公の命日である元禄10年(1678)8月9日にちなんで行われる320年祭。9日は9時より同神社の社務所で御霊祭(非公開)を執り行い、高通公の遺徳を偲ぶと共に御霊を慰める。同日~16日の毎日10時~16時に、同じく社務所で一般参拝者を対象に高通公の神像の特別参拝と、高通公の詠んだ歌の掛け軸や杖など宝物の特別拝観も実施。久居と共に歩んできた神社の歴史をまとめた年表も展示される。初穂料は志納。今年12月31日まで特別御朱印の授与も行っている。
同神社禰宜の山中フローリアンさんは「久居の皆様に自分たちのアイデンティティに繋がる高通公のこと、久居の歴史やその名の由来を知って頂きたい」と呼びかける。
問い合わせは同神社☎059・255・2768へ。