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1日、 津市高野尾町の赤塚植物園で「高野尾花街道 朝津味」の出荷者会設立総会が行われた。
1周年を迎えた朝津味は農業を軸にした高野尾地区の振興を目的に昨年7月オープン。地域の農業者による運営会社「㈱フューチャー・ファーム・コミュニティ三重(FFC三重)」が運営している。地域の農林水産畜産物や加工品を販売する県下最大級のファーマーズマーケットを備え、現在は516の出荷会員が登録。出荷会は会員相互の親睦や情報交換、安定出荷を目的に設立した。
赤塚会長は、サツキの生産日本一の産地として栄えていた高野尾地区が近年の需要低下と共に衰退しているため、これからの日本で求められる安心・安全の食べ物を提供するために朝津味の建設に至った経緯を説明し、「朝津味の関係者や出荷者の努力によって美味しいものが提供できるようになって、ようやく基礎が出来た。これからは出荷会を通じて新しいプログラムを出して欲しい」と今後に期待を示した。
その後の総会で野菜、果実、花卉、米、加工の5部会から成る出荷者会の設立が承認され、役員の選出などが行われた。
2017年8月10日 AM 4:55