倉田教育長(右)に笛を贈呈する小川さん

倉田教育長(右)に笛を贈呈する小川さん

24日、津市教育委員会庁舎で土木建設業などを営む「㈱タカミ」=津市庄田町=が、久居地区の小学校7校に緊急用のホイッスル2992個を寄贈した。
9月1日の防災の日に向け、対象の小学校と全児童と教職員の分を寄贈。ホイッスルは、地震や集中豪雨による家屋倒壊時に身動きが取れない場合や、事件・事故に巻き込まれそうになった際などに、大きな音で周囲に危機を知らせるために使う。
寄贈式で倉田幸則教育長に笛を手渡した同社代表取締役の小川賢司さんは「ホイッスルで周りの人々が子供たちの危機に気付けるようになれば良い」と挨拶。倉田教育長は「もし、子供が危機と遭遇した際に回避に使っていきたい」と感謝した。ホイッスルは各校に届けられ、新学期に配布される予定。