はぎあゆみさんの「コスチュームジュエリー」

はぎあゆみさんの「コスチュームジュエリー」

伊藤潤一さんの「書」

伊藤潤一さんの「書」

冬柴文廣さんの「陶芸」

冬柴文廣さんの「陶芸」

「つくりびと展・拾─挑(いどむ)」が9月27日(木)~10月1日(日)9時~17時(初日は11時から、最終日は16時まで)、津市久居本町の有形文化財「油正ホール」で開かれる。主催=同展実行委員会。
古い酒蔵を利用した同ホールを舞台に、日頃創作している作品を一堂に展示することで、出品者のもの作りに対する思いが少しでも来場者の方に伝わればと企画しているもの。
今回は、新メンバーとして、コミックアートの世界をはじめ、水彩、水墨、似顔絵など様々なジャンルの絵を描き、イベントなどでのライブアートもこなす若手女性画家を招き、「絵画」というジャンルでの展示を観てもらう。
また、過去展からは2年ぶりの参加で、伊勢志摩サミット配偶者プログラムの演出も手がけた若手書家による「書」と、正確に紙を折ることで幾何学的な立体の美しさを表現する「折り紙」、更に道としての書を表現する「書道」の3人が復活。
その他、昨年に引き続き、繊細な手描きで茶器などの絵付けをする「チャイナペイント」、一万人以上の笑顔を描いてきた「似顔絵」、天使をモチーフとした夢あふれる世界を描く「パステル&色鉛筆画」、イギリスでの発表も毎年行っていてオリジナル性が定評ある「陶芸」、大人な色合いが人気の「トールペイント」、ビーズを使いながらも高度なテクニックで繊細で豪華な「コスチュームジュエリー」、フランス伝統工芸の布を張って箱を拵える「カルトナージュ」、オイルパステルを使い指だけで描く「チョークアート」、作品を活かすことが役割の「表装」が出展。作家数は例年よりバラエティーに富んだ20代~60代の幅広い年代層の作家13名。
また、恒例のライブゲストには、伊勢在住で国内外で高い評価を受けているバイオリニストの「高橋真珠」、自閉症の息子との暮らしから感じたことを音に載せて表現している親子バンドの「RAMO」、同級生によるフルートとピアノの美しいハーモニーの「aoi」の三組を招く。
入場無料。展示作品の販売はなし。一部小額品のみ限定エリアにて東日本大震災復興支援チャリティーとして販売、収益は全額津市社会福祉協議会を通じ被災地に送る。
問い合わせは松尾表具店☎059・293・0175。