講演する武田さん

講演する武田さん

9月28日、三重県総合文化センターの男女共同参画センターフレンテみえ多目的ホールで『(公社)生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会三重県協会』主催の特別講演会が催された。
JAIFAの通称で知られる同協会は、生命保険会社の枠を越え、各生命保険会社の営業職員で構成。毎日10円ずつ募金を行っており、福祉巡回車「ドリーム号」を全国の社会福祉協議会に贈っている。今回は多気町社会福祉協議会に寄贈。
冒頭、三重県協会の山原英子会長は「今回で7台目で今後もドリーム号を見かけるのが珍しくないよう贈っていきたい」と挨拶。
その後、第1部は、ガン患者と家族を支援する慈善活動「リレー・フォー・ライフ」の中部ブロックスタッフである大菅善章さんが登壇。自身だけでなく妻もガンに侵されたが見事に乗り越え、出産した子供と家族3人で幸せに暮らしていることを語った。
第2部ではシンクロのメダリストで鈴木英敬三重県知事夫人の武田美保さんが、自身のアスリート人生を振り返り、夢を追いかける素晴らしさを伝えた。

初出場で見事、大賞に輝いた「嘉們─KAMON」の演舞

初出場で見事、大賞に輝いた「嘉們─KAMON」の演舞

7日・8日、津まつりの名物イベント『第20回安濃津よさこい』が開かれた。20周年となった今回は、県内外で活動する64チームと台湾や北海道などのゲストチームが参加。8日夜、お城西公園で行われたファイナルステージには予選と審査を勝ち抜いた15チームが出場。華麗な演舞で観客を魅了した。
厳しい審査の結果、今年は大阪の社会人チーム『嘉們─KAMON』が初出場で安濃津よさこい大賞を受賞した。
そのほかの受賞は
▼準安濃津よさこい大賞 …天狗ぅ▼津市長賞…よさこい塾・ありがた屋▼三重県知事賞…勝山組▼津商工会議所会頭賞…四季舞▼高知県知事賞…ダンスチーム凛▼(一社)YOSAKOIソーラン祭り組織委員会賞…名古屋大学〝快踊乱舞〟▼(公財)にっぽんど真ん中祭り文化財団賞 …凰▼日本航空賞…中京大学 晴地舞▼キリンビール賞…夢源風人▼富士通賞…だったらあげちゃえよ▼奨励賞…愛知淑徳大学 鳴踊・櫛形ファイヤーズ・めっちゃええやんず・よさこい あっぱれ

伊勢自動車道の高架(津市殿村)

伊勢自動車道の高架(津市殿村)

津市殿村。見渡す限り広がる田園風景と、澄み渡る晩夏の空のコントラストを楽しみながら国道163号を伊賀方面へ進んでいく。容赦のないように思えた日差しも盛夏のそれとは違う微かな柔らかさを秘めていることに気付く。「秋隣」という言葉はこういう時にこそ使うべきなのだろう。
再び歩道が途切れ、気を引き締めつつ歩くと、伊勢自動車道の高架が見える。1993年に全線開通したこの高速道路は東西の名阪自動車道と三重県の南北の主要都市を結んでおり、伊勢神宮の参拝者も多く利用している。近年では、紀勢自動車道にも接続され、尾鷲や熊野といった東紀州とのアクセスも飛躍的に向上している。
余談になるが、高速道路の正式名称は高速自動車国道で、その名の通り国道の一種。大正時代に道路法が制定された際には、東京から伊勢神宮を結ぶ道が国道1号(現在の国道23号)と定められたことは余り知られていない。江戸時代には〟一生に一度〝と言われたお伊勢参りには、伊勢街道などを通って全国から多くの旅人が訪れていた。この高速道路も、その時代から連綿と受け継がれた思いが形づくっていると思えば味わい深い。
伊勢自動車道の高架下をくぐる際、道路に鳥の糞が落ちている。見上げると橋の付け根部分の出っ張っているところで何匹ものハトが羽を休めている。ちょっとやそっとの災害ではびくともせず、危害を加える人間もほとんど通らない高架下は格好のねぐらとなるのは自明の理である。
泉ヶ丘団地に繋がる道と163号が合流する交差点で普段よく通っているはずだが、今まで全然気づかなかった。これを書くのに調べたところ、高架下でのハトの営巣は全国各地で問題になっているらしい。こういうことを自分の目で見て感じられるのは歩く醍醐味だと思う。
道中の幸運は願うが、不ウンに見舞われたくないので慎重に高架下をくぐり、片田地区へと入っていく。北には伊勢平氏発祥の地である忠盛塚。辺りのコンビニで初めての休憩。店舗脇に腰を降ろし、購入したばかりの冷えたミネラルウォーターを一気に飲み干す。人心地ついたところで、懐からスマートフォンを取り出す。時間は15時。出発から一時間半が経過しており、距離にするとまだ7㎞ほど。当然のことながら目標の長野峠は遥か彼方。まだまだ、ここで休みたいが気持ちを奮い立たせ、国道に戻っていく。(本紙報道部長・麻生純矢)

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