IMG_9678  22日に投開票が行われた衆議院選挙三重1区は自民党現職の田村憲久氏(52)が小選挙区を制し、8回目の当選を果たした。
22時20分頃、民放数社による当確の報を受け、津市博多町の選挙事務所に姿を現した田村氏は集まっていた支持者に挨拶を行った。しかし、非常に勢力の強い台風21号の影響で、津市内の主要河川流域では避難勧告が出されていたため、万歳三唱といったセレモニーは自粛した。
津市と松阪市全域に選挙区が改められ、元津市長で前職の松田直久氏(63)との厳しい選挙戦を制した田村氏は「厳しいのは最初から分かっていた。新しい津市の選挙区には20万人以上の有権者がいるが、実質8月の中ごろからしか動けておらず、本当に厳しかった。新しい選挙区に関しては、一周するのがやっとだったので選挙後に改めて回りたい」と語った。また、自民党が単独過半数を獲得した選挙戦全体を「自民党が完全に強かったというより民進党が大きく分裂したことが追い風となった」と分析。国民に更なる理解を得られるような政権運営の必要性を挙げた。
当選後の目標について、自身が会長を務める超党派の「子どもの貧困対策推進議員連盟」の取り組みにふれ、「安倍政権になって子供の貧困率が16・3%から13・9%に下がった。更に貧困を下げるためにやらせて頂きたい」と社会問題の解決に向けた積極的な姿勢を見せた。
田村氏に敗れた松田氏は約1万5千票差まで肉薄。津市を中心とした地盤の強固さを示したが、野党再編の影響で無所属の出馬となり、比例復活が果たせなかった。
得票数(敬称略)
〇田村憲久(52・自前)  …10万9584
松田直久(63・無前)  …9万4045