協定書を手にする栗原学長(左)と竹上市長

協定書を手にする栗原学長(左)と竹上市長

高田短期大学=津市一身田豊野、栗原廣海学長=が、松阪市と、子育て支援やキャリア教育推進などに関する連携・協力協定を締結した。同短大には子ども学科とキャリア育成学科があり、子ども学科の卒業生は、多くが、保育園や幼稚園などで子供に関わる仕事に就く。一方、松阪市では様々な子育て支援政策を実施しているが、保育士の確保が大きな課題。定員180人の認可保育園が、保育士不足で58人しか受け入れられなかったケースもある。

そこでこの協定では、松阪市が開いているイベントに同短大教員が参加し保育の仕事について話すなどして、学生が卒業後、同市で保育に携わるきっかけづくりを行う。
15日に松阪市役所で協定締結式が行われ、栗原学長は「ほんのわずかでもお力になれることがあれば」などと話し連携・協力への意欲を示した。