忍田橋から見える紅葉ライトアップ(今月16日撮影)

忍田橋から見える紅葉ライトアップ(今月16日撮影)

津市芸濃町雲林院にある『河内渓谷』の紅葉が見頃を迎え、11日から、毎日17時頃~21時頃に恒例のライトアップが行われている。
期間は24日までの予定(延長の場合あり)。
このライトアップは、旧芸濃町商工会で会長などを歴任した片岡則久さん(72)が、10数年程前に始めたもの。
現在は、津市芸濃総合支所が主催し、津市商工会青年部芸濃支部=吉川一正支部長、会員14名=が委託を受け照明の設置・管理を行っている。
今年は、青年部員や片岡さんらが、20~30個の提灯や投光器を設置。
紅葉した木々や、昭和11年に建設されたコンクリート製のアーチ橋「忍田橋」が美しく照れされている。
現在、同商工会会員で、津市観光協会副会長を務める片岡さんは「地元の名所・長徳寺や龍王桜伝説を守るためにも、紅葉ライトアップは大事だと思う。目で見て、耳で河内渓谷の川のせせらぎを聴いてほしい。また、来年、忍田橋が建設されてから3万日を迎えるので、それに向かって盛り上げていきたい」と話している。

賞を受けた小川秀幸氏(会場にて)

賞を受けた小川秀幸氏(会場にて)

式典の様子

式典の様子

三重テレビ制作のドキュメンタリー「大ちゃんと為さん~あるまちの風景~」が第37回「地方の時代」映像祭2017・放送局部門選奨を受賞した。
同映像祭コンクールは、新しい文明としての「地方の時代」を切り開くために寄与した映像作品の交流と顕彰を目的として、毎年一回開かれている。放送局、ケーブルテレビ、市民・学生・自治体、高校生・中学生の4部門で構成され、今年は合計287作品が応募した。
放送局部門では149作品の中から10作品(優秀賞4作品。選奨6作品)が入賞として選ばれ、「大ちゃんと為さん~あるまちの風景~」は選奨に選ばれた。
2001年のハンセン病患者隔離政策を憲法違反とした熊本地裁判決以降、レギュラーのニュース枠や特別番組、さらに自費出版による個人的な発信により、差別解消に向けた報道活動が高く評価され、第52回ギャラクシー賞報道活動部門優秀賞を受賞した三重テレビ放送の小川秀幸報道制作局長が、ハンセン病の番組をより多くの視聴者に見てもらいたいと、集大成となる同番組を16年12月29日に放送。今年3月までに関東・関西の独立テレビ局5局でも放送された。
番組内容は、中国地方の、ある〝まち〟で暮らす三重県出身の高齢者3人にスポットをあてたドキュメンタリー。
3人はカラオケ、陶芸、ゲートボールと、その趣味は様々。お年寄り約300人が暮らすこの〝まち〟は、スーパーや理髪、郵便局、病棟などもある、一見便利な場所。しかし、ここで暮らす人達は、共通の苦難を乗り越えてきた経緯がある。
また、故郷への思いが強いことも同じ。このまちの姿は、現代・次世代に、ある課題を投げかけている。
ある〝まち〟が最初は高齢化が進む「普通のまち」で、次第に「特別な病」の「特別なまち」であることがわかり、その場所がなぜ特別な場所で、なぜハンセン病が特別に嫌われたのかを考えてもらうきっかけにしてほしいというのが制作の意図。ナレーションは女優の常盤貴子さん。
受賞について、小川さんは「このような伝統ある賞を受賞させていただき光栄に感じています。ハンセン病療養所で暮らす三重県の大先輩を取材させてもらっていますが、実際は私自身が勇気ややすらぎを与えてもらっているという面があります。
今回の番組は、ハンセン病問題の取材の集大成と位置づけて制作しましたが、今後も三重出身の入所者の皆さんに様々な話を聞いてゆきたいと思っています」と話す。
再放送の日時は12月30日㈯昼12時~12時55分

「税に関する作品コンクール」で入賞した児童・生徒のみなさん

「税に関する作品コンクール」で入賞した児童・生徒のみなさん

11月11日から17日まで行われた平成29年度「税を考える週間」に合わせて、国税庁をはじめ間税会など税務協力団体が主催して津税務署管内の小中学生から募集した税に関する作品の中から選考した優秀作品受彰者への表彰状授与式が12日、アストホールで開かれた。
受賞者は次の通り(敬称略)
小学生の税に関する習字 ◆三重県教育委員会賞=片田小5年・小野花華
◆津税務署長賞=南が丘小6年・門前琴海
◆津市長賞=新町小6年・寺際莉子
◆津市教育委員会賞=藤水小5年・岩名憂樹
◆中勢納税貯蓄組合連合会会長賞=榊原小6年・杉田百合佳
◆優秀賞=片田小5年・堀夏摘。川口小6年・今井望乃。桃園小6年・橋本歩乃佳。大三小5年・長尾壮一朗
中学生の税についての作文
◆三重県教育委員会賞=「助け合い」高田中3年・伊藤弘晃
◆津税務署長賞=「当たり前を支える税」高田中3年・向原樹映
◆津市長賞=「当たり前にあるもの」セントヨゼフ女子学園中3年・川路梨華
◆津市教育委員会賞=「税金がもたらしてくれる幸せ」高田中3年・田中優芽
◆中勢納税貯蓄組合連合会会長賞=「日本の税のあり方」高田中3年・木下颯汰
◆優秀賞=「かけがえのない存在」西郊中2年・小西由華。「税への感謝状」高田中3年・福森涼香。「森と人を守る」高田中3年・大石瑞貴。「みえ森と緑の県民税」高田中3年・野内爽子
小学生の税の標語
◆全国間税会連合会入選=「消費税 未来へ生かす 使い方」片田小6年・冨岡祥真
◆津間税会会長賞=「考えよう 税のある社会 ない社会」栗真小6年・塩沢日菜
中学生の税の標語
◆全国間税会連合会入選=「助け合い あなたの税が 明日へと」一身田中3年・松並彩実
◆三重県間税会連合会会長賞=「優しい心 優しい税 地球みんなに ふるまおう」一身田中3年・宮田栞里
◆津税務署長賞=「消費税 社会を支える 第一歩」橋北中1年・三輪二千華
◆津間税会会長賞=「子や孫へ みんなで納める 幸福税」三重大学教育学部附属中3年・竹内耀平
◆努力賞=「消費税 そのあたりまえが 未来を救う」西郊中3年・西村勇弥
税に関する高校生の作文
◆津税務署長賞=「支えられている僕達」高田高1年・村山賢人
◆津税務署長賞=「幸福である理由」津商業高1年・藤井陽菜

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