▼濵口大蔵個展=~14、三重画廊
▼ザ・夢 芸能祭(第4回)=14、お城ホール
▼人権ポスター展・原爆パネル展=13、津リージョンプラザ
▼八太到写真展「一身田散歩」=~31、一身田寺内町の館
▼新春カラオケ発表会=14、農業屋コミュニティ文化センター

後藤相談役(中央)と岡田会長(左2人目)

後藤相談役(中央)と岡田会長(左2人目)

草深支部長(右3人目)と小淵会長(右2人目)

草深支部長(右3人目)と小淵会長(右2人目)

(公社)三重県宅地建物取引業協会津支部=草深靖志支部長=は、12月7日、津市社会福祉協議会=小渕徹夫会長=に8万6300円、同21日に津市森林セラピー基地運営協議会=岡田武士会長=に3万円をそれぞれ寄贈した。
寄付は同支部の社会貢献活動の一環。毎年津まつり会場で行っている「ふれあい宅建フェスタin津まつり」で販売したフランクフルトと飲み物の売上金を贈ったもの。寄付は毎年行っているが、今年は地域福祉の一助となるべく同社協と、空き家情報バンク制度で同支部が協力している美杉地域の振興を目的に同協議会に寄贈した。
贈呈式では、草深支部長から同社協の小淵会長へ、同支部の後藤昭久相談役から岡田会長へ目録が手渡された。

新しい年がスタートしリフレッシュしたい頃。温泉や各地巡り、地元のおいしいものを食べるのもまた、心身に活力を与えてくれる。しかし、家族と水入らずでどこかへ外出したいと思いながら高齢者や障害者、手術痕が気になる人など、外出を諦めている人も多いのではないだろうか。当社はバリアフリーのお出かけを後押ししようと、民間救急と共に高齢者や体の不自由な人も外出できる乗務を行っている。
ある日、こんな連絡があった。「車イスの本人と家族揃って、観光に行きたい。皆が行ける時に、福祉タクシーに乗っていろんな所を見てみたいのです」。その一言に私もも温かいものを感じ、目的地でどのように過ごしたいのか理解できた。
「要介護者のQOL(生活の質)の向上と、介護者のやすらぎ」の両立。これまで双方を同時に満たすのは難しかったが、近年、一部の観光地でバリアフリーの整備を行い、積極的に車イスユーザーを招き入れようという動きも出ている。県も、「日本一のバリアフリー推進県」を提唱している。
2016年に大手旅行会社が実施した調査によると、「要介護の方、またはその家族の方に対し、旅行をしたいですか?という問いに、92%もの人が「可能であれば行きたい」と答えている。
一方で「実際に要介護者と旅行したことがある」と答えた人は、30%にも満たないという結果が出ており、要介護、車イスでも外出したいという人が年々多くなっているにもかかわらず、70%以上の人は要介護者との旅行に不安を抱えている現状だ。福祉タクシーへ乗車する人に、常に「車イスやからといって、じっとしてたら足がもっと動かんようになるよ。外出をあきらめないで、楽しい時間をつくろう」と話してきた。それに対し、返る言葉が「そんなの、私には無理や」と言うので、「そうじゃないよ。お出かけをすればおいしいものや、いろんな人と会話もできる。元気も出るんや。それを手伝うのが私の仕事」。
理解してもらうのも大変だが、我々も観光やバリアフリー情報に精通し提供できれば、利用者も安心して乗車できるし、新たなスポットを発見できる。宿泊もできれば、私自身もよりバリアフリーの勉強ができる。
今回の行程は車イス1台、家族4人が乗車し、高速道路で北上。ホテルを起点に一泊して主要な観光地を巡ることになった。移動その他を除いて、家族が車イス介助を行うという。何が何でも福祉タクシーにお任せ一辺倒でない立派な考えだ。  運転中も、車内は和やか。ふだんはできない会話に、花が咲いている。コースも自分たちが決めているので出発時間の焦りもなく、ゆっくり観光できたのが今回の特徴。階段など、家族が難しい所は私が介助して、スムースに進んだ。
ただ、主要な所はバリアフリーも成されていたが、障害者マークの駐車場へ一般車が停車している光景には、乗車中の家族も苦言を呈した。これからも公共、民間共に、障害を持つ人にも施設が使い易く改良されるであろう。しかし。機器類の改良だけで解決されるものではない。現実はまだ、モラルに欠けている。
車イスや障害を持つ乗客を乗せて各地を巡り感じることは、要介護者本人と家族皆の支援もあって、はじめて実現できるということ。「次は、どこへ行こうかな」と、期待が膨らむ。心と体が一致する瞬間だ。
我々の仕事は安全、安心はもちろんだが、外へ出てみると案外いろんな課題や提案を発見する。 「いい日旅立ち」。その言葉どおり、お出かけは新しい出会い、新しい自分に会える。交通弱者、家族もどんどん出かけよう。体の調子も、すこぶる快調になるかもしれない。(民間救急  はあと福祉タクシー代表)

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