前葉泰幸津市長

前葉泰幸津市長

(公社)津法人会=伊藤歳恭会長=は、2月5日(月)13時半~15時、津市島崎町のサンワーク津で新春講演会を開くにあたり、一般の参加者を募集している。
講師は前葉泰幸津市長。演題は「津市の中期展望」。
参加希望者は、申し込み1名につき往復はがき1枚に、〒・住所・氏名・電話番号を明記して、〒514─0006、津市広明町121、(公社)津法人会「2月5日新春講演会」係へ。定員180名になり次第締め切り。
問い合わせは同法人会☎059・225・1302へ。

軽量でコンパクトな本体

軽量でコンパクトな本体

装着も非常に簡単

装着も非常に簡単

津市大門(津センターパレス4階)の「㈱機能食品研究所」は、今仙電機製作所=愛知県犬山市=が開発した世界初の健常者向け無動力歩行支援器「aLQ(アルク)」を三重県下で唯一取り扱っている。
昨年6月に発売されたアルクは、電気やモーターなどの動力を一切使わず、歩行支援を行うのが特徴。そのため、重量が両足分でわずか760gと軽量。装着も非常に簡単でばねなどが入ったユニットのフックをベルトに引っ掛け、ユニットから伸びるアルミ棒の先端を膝上で固定するだけ。開発には、歩行型ロボットの研究をしている名古屋工業大学の佐野明人教授も関わっており、足を交互に踏み出す動作で生まれる振り子の動きとばねの反動で歩行時の負担を20%軽減できる。
今までは要介護者や身体的なハンデを持った人を対象とした歩行支援器ばかりで健常者向けというのは画期的。足腰に不安を抱える高齢者も歩き易くなるので、快適に日常生活が送れるようになる。また、フリーサイズなので家族で共有して使うことも可能。若い人たちも旅行やハイキングで長距離歩く場合の疲れを軽減できるなど、多様な使い方ができる。
記者も1時間ほど試着したが、着けた第一印象は「少し効いているかな?」程度の優しい着け心地で、ばねの反動で無理矢理歩かされている感はない。逆に言えば全く違和感がなく、ユニットも邪魔にならないので着けたままで日常生活を送れる点は最大の長所といえる。そして、外した後に少し足が重く感じたことから、身体に負担を与えない絶妙な力加減でのアシストを実感できた。
価格は4万6000円(税別)。毎週土曜日(雨天中止)にセンターパレス前の津市まん中広場で試着会を開催中。それ以外の時間でも随時試着できるので要相談。
問い合わせは☎059・253・8095(平日10時~17時)。検索ワードは「ALQ三重」。

いよいよ新長野トンネルに到着。平成20年開通のこのトンネル。以降は便宜上、平成と呼ばせて頂くが、津市と伊賀市の境にかかるこのトンネルの少し手前にある道を登っていくと昭和、そこから林を分け入ったところにある明治と三代のトンネルが現存している。古くより使われてきた峠道を含めると、この峠を越える4つの道があったことを示している。
これまでにも話してきたが、現国道163号線は津と伊賀を結ぶ伊賀街道がルーツであり、江戸時代には藤堂藩も官道として整備をしてきた重要な道。特に四方を山に囲まれた伊賀側にとっては、木材や炭、山の幸など特産品の流通や人の通行上でも生命線と呼ぶにふさわしい存在だった。
明治のトンネルは、峠道を下げて、流通や交通の便を促進しようという阿波村(旧大山田村)の案に隣の長野・高宮村が賛同する形で工事が進められ、明治18年(1885年)に完成。峠から約50m下につくられたこのトンネルは全長216mで道幅約4m。強固な岩盤をノミとツルハシで掘るという工法で4年7ケ月もの歳月をかけてつくられた。総工費は当時の約10万5000円。1円の価値が現在の数万円相当といわれており、道路工事費の地元負担が大きいこの時代に、この工事を発案した阿波村の熱意がどれほどのものであったかが伺える。現在は内部で崩落しているものの津市側のトンネルの保存状況は良く、石組みのアーチが非常に美しい。
その少し下にあるのが1938年(昭和13年)開通の昭和のトンネル。時代の移り変わりとともに流通の主役は自動車となり、第二次世界大戦による物流強化という時勢もあり、それに対応する形で開通。平成のトンネルの開通に伴い、役割を終えたこのトンネルは内部の湧水が酷く今は金属の扉で封鎖中。
そして、その下にあるのが平成のトンネル。全長は約2㎞。当然、標高が下がれば下がるほど、掘削距離が増えるため、工事が大きくなり、技術革新も求められる。100年以上の時を経て、三度も大工事が行われきたのは、多くの人がこの峠に対して、今も並々ならぬ思いを寄せているからだ。そんな無数の思いで踏み固められた道であることを、再確認しながら眼前で大きな口を開ける平成のトンネルの内部へと向かった。(本紙報道部長・麻生純矢)

明治の長野トンネル

明治の長野トンネル

昭和の長野トンネル

昭和の長野トンネル

平成の長野トンネル(新長野トンネル)

平成の長野トンネル(新長野トンネル)

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