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2月3・4日、三重県総合文化センターで、日本在宅医学会主催の「第3回地域フォーラムin三重『在宅医療 全部まるミエ!?~美し国から全国へ~』」が開催される。
大会長は、三重県立一志病院の四方哲院長。
高齢化が進む日本では、団塊の世代が75歳以上となる2025年以降、医療・介護の需要がさらに増加する見込み。そこで厚労省は同年を目途に、高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けられるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築を推進。各地で自治体、医療・介護・福祉関係者、住民などが、同システムの実現に向け、事例検討などを行っている。
このフォーラムでは、同システムにおいても重要な在宅医療について、県内の先進的な取組みを紹介。四方大会長は「内容は、学術的ですが一般の方も理解しやすく、身近で役立つものばかりです。医療者はもちろん、介護・福祉職の人、一般の方にも聞いてもらいたい」と呼びかけている。
◆内容は例えば、▼講演「優しさを伝えるケア技術 ユマニチュード~専門職にも、家族にも~」=3日10時半~12時。座長・同院の澁谷咲子看護部長、演者・国立東京医療センターの本田美和子さん▼講演(市民公開講座)「在宅医療で文化を変える~いのちの授業と在宅看取り~」=4日13時半~15時。座長・三重大学地域医療学講座の若林英樹さん。演者・いしが在宅ケアクリニックの石賀丈士さん▼特別実演(市民公開講座)「多職種連携住民参加型マインドマップを使った「見える事例検討会」=4日13時半〜15時。座長・津一志地域包括支援センターの峰田佳奈子さん。演者=美杉・白山・一志 顔の見える会メンバー。地域包括ケアシステム構築に向け、専門職員だけでなく住民も参加して行っている取組みを紹介。
◆事前申し込みは締め切り済み。当日参加費用は、▼医師・歯科医師=会員1万円・非会員1万2千円▼医師・歯科医師以外=会員・非会員問わず4千円▼学生=千円(大学院生は除く)。※市民公開講座は参加無料。
◆詳細は大会HPで。
2018年1月25日 AM 4:55
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