津市榊原町の『湯元榊原舘』で、2月6日、3月6日、4月3日、5月15日、6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日、12月4日(何れも火曜)の13時30分~14時30分、『笑いヨガ教室』が開かれる。
「笑いヨガ」は、笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたエクササイズ。
▼講師=三重ラフター(笑い)ヨガクラブの前川満千江さん▼定員=各回20名。最少催行人数は各回5名▼持ち物=汗ふき用タオル、飲み物。動きやすい服装▼費用=一回2千円(税込。大浴場まろみの湯入浴代含む。笑いヨガ終了後、月替わりジュース又はコーヒー1杯付き)▼参加には事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは湯元榊原舘☎津252・0206へ▼申し込み締め切り=開催日の3日前。但し定員に達し次第終了。

孫の描いた絵を掛軸にした作品の前で宮崎祐史さん(左)と村田義行さん(右)

孫の描いた絵を掛軸にした作品の前で宮崎祐史さん(左)と村田義行さん(右)

今年、表装師として60年目という節目を迎える村田義行さん(79・津市一身田平野、耕紙堂)と、そのお弟子さん4人による「表装五人展」が2月3日㈯~5日㈪までの10時~17時(最終日は16時まで)、津市一身田町、高田本山専修寺隣りの高田会館大ホールで開かれる。後援=真宗高田派本山専修寺、全国表具経師内装組合連合会、三重県表具内装組合連合会、津中日文化センター。協賛=小林滋子と社中(華道池坊)、善進会。
表装は仏教と共に日本に伝来し開花。千有余年の長い歴史の中で、先人らが創意と工夫を重ねて、華道・茶道と共に和の文化の象徴となった。
村田さんは昭和34年に父親の経営する村田表具店(現・むらた表具店)に入り、研鑽を積んできた。平成5年・三重県知事表彰、同9年・卓越技術者に贈られる労働大臣賞(現代の名工)、同15年には黄綬褒章を受章。
その高い技術力で高田本山表具御用達となり、文化財修復でも活躍する。
他の4名も、村田さんの下で技術を磨き、今では各自の表具店の店主として活躍している=川邊知紀さん(48・津市長岡町、川邊章月堂)、小柳津猛さん(静岡県藤枝市、表具・インテリア小柳津)、宮崎祐史さん(41・津市栄町、むらた表具店)、原和弘さん(四日市、東光堂ひょうぐ店)。
今展では、伝統的な仏具の掛軸、屏風、額装に加え、洋間にも映える創作表具に力点を置いた作品を中心に約50点を展示。中には、お気に入りの写真や、お孫さんが描いた絵の画用紙を薄く剥ぎ掛軸に仕上げた作品、カラフルな色彩を用いながらモダンに仕上げたふすまなど、現代の生活でもお洒落に使えるアートな作品など楽しめる内容となっている。
村田さんは、「今では表具師の仕事を知らない人も多い。この機会に、昔ながらの高い表具技術を生かしたモダンなインテリアとしての表具の面白さを表わした作品をご覧になっていただき、表具の世界を身近に感じていただけたら」と話す。
問い合わせは、むらた表具店☎059・225・4041へ。

101_tegakari 経営に迷っている、今はまだ小さな会社の経営者に、ぜひ読んでもらいたい本を紹介。
大きな会社と比べ、小さな会社が圧倒的に不足しているのが、資金、人材、ノウハウなどの経営資源。一方、「時間」とう財産だけは皆に平等に与えられている。しかし、時間は蓄えることも再生することもできない。だからこそ、その限られた経営資源と、時間の使い方次第で会社経営の全てが変わる。
イオン労働組合連合会書記長としてイオングループの共通福祉を実現したのち、ジャスコ津丸之内店店長に就任、その後イオンの系列企業の業績をV字回復させることで、JASDAQへの上場に導いた実績をかわれ、老舗の化粧品会社・ロゼット㈱の社長や、㈱山田養蜂場の取締役として経営手腕を発揮してきた津市在住の大西肇さん=現在は㈱ブレーメン再健本舗代表取締役=が合同出版㈱から出版した「『今はまだ小さな会社』が進化するための101の手がかり」は、「何をどうすれば結果が出せるのか?」といった従来の経営指南本にありがちな手段や方法に囚われ、「物事の本質」を見失って道に迷った著者自身の苦い経験に加え、世界や日本の偉大な経営者の経営の足跡を分析することで、「どんな時でも生活者(消費者)の立場になって考え、常識に囚われず、生の情報を生かして時間という財産を使い切り、生活者の期待に応えること」が成功の本質であると結論付けている。
また、経営の大前提として人口減少問題をあげる。2010年の人口を100%とすると、2050年には70%にまで減少することから、「損益分岐点を人口減少率以上に下げないと立ち行かなくなる」と指摘。この事実をベースに、「ロマンと大義(社会的な役割)が無ければ息切れする」「後発の特権は進化への最短距離」「今あるムダは進化への含み資産」「経営とはロマン実現のための実学。経営学では経営できない」「前例という非常識にしがみつくから儲からない会社になる」「時間の価値を知るものだけが進化の手がかりをつかむ」など、独自の視点から詳述している。
偉大な経営者の分析では、どこにでもいるような普通の人
達が誰にもできなかった事を成し遂げたウォルマート・ストアーズの創設者、サム・ウォルトン。分不相応な大義ある「決意」が会社の自信と誇りを作ったトヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎。諦めの悪いことが「成功の第一条件」としたアップル創業者、スティーブ・ジョブズを取り上げている。
著者は「『今はまだ小さな会社』は『見えざる資産』と『眠らせている知恵』の宝庫。負の遺産も少ない。優秀な企業の先進事例と失敗から学び、常に現場と向き合い、保有する知恵と資産を新たに組み合わせて新しい会社を発明できます。人口減少と超高齢社会で大きな会社がサンクコスト(隠れた負の遺産)処理とスクラップ&ビルドに明け暮れている中、『逞しい小さな会社』に進化するチャンスなのです」と話す。
246頁。本体1500円+税で全国の書店で取り扱い。

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