乾燥したヒメマツタケ(左奥)・シイタケ (右奥)のエキスを使った「きのこショコラ」

乾燥したヒメマツタケ(左奥)・シイタケ
(右奥)のエキスを使った「きのこショコラ」

大切な人へのバレンタインギフトに、健康に良い「きのこ」のショコラはいかが?──「お菓子教室シュクレ」=津市長岡町=を経営する川北幸代さんと、〝きのこを通して社会に貢献する〟を掲げる「㈱岩出菌学研究所」=同市末広町=の原田栄津子さん(農学博士・医学博士)が、「シイタケショコラ」と「ヒメマツタケショコラ」を開発。同店で予約販売する。
2人は友人で2年前にきのこのチョコの試作を始め、横浜でのイベントで販売し完売したり、TV番組で平野レミさんらに試食してもらい好評を得て、商品化に至った。
原田さんによると、きのこのグアニル酸などの旨味成分によりチョコの味が一層深まるという。
シイタケショコラはダークチョコを使い大人の味に仕上げた。また「ヒメマツタケ」は、同研究所が世界で初めて人工栽培に成功したきのこで、抗がん作用などの効果がある。今回は、その香りと相性の良いミルクチョコと合わせた。
2人はきのこのチョコの商品開発を継続予定で「きのこという意外な材料でチョコの味が深くなるというユニークさを、津の方にも味わってもらいたい」と川北さん。原田さんは「きのこの旨味で、5千億円以上というチョコレート市場に乗り込んでいきたい」とし、きのこの消費量を増やし農家に貢献することも目指す。商品は──▼2個入り5百円=シイタケ・ヒメマツタケショコラ各1個▼4個千円=各種類2個▼6個千三百円=各種類3個。価格は全て税込。予約はメールsucre@sucre3.netか☎059・226・8194で。受け渡し日は2月12日、13日。