奥西さんの作品のミニチュアハウスとミニチュアガーデン

奥西さんの作品のミニチュアハウスとミニチュアガーデン

津市一志町田尻のまちかど博物館『表具屋ギャラリー「一期一會」』でミニチュアハウスモデル作家の奥西しのぶさんの個展「りとるさくらんぼ・ちっちゃなおうち&おにわ展」を開催中。入場無料(展示作品の販売はなし)。
奥西さんは三重のものづくり作家による年一回の合同作品展「つくりびと展」の初回メンバー。住宅模型をベースにした「かわいい」がコンセプトのミニチュアハウスやミニチュアガーデンを「りとるさくらんぼ」の屋号で制作。更に各地で開催しているワークショップも大好評。今展で高さ5㎝ほどのミニチュアハウスと、小さな庭付きの家による夢があふれる世界が楽しめる。
会期は2月28日㈯迄。日祝休み。時間は9時~18時(最終日13時迄)。
問い合わせは松尾表具店☎059・293・0175へ。

県総合文化センターで3日に開かれた日本在宅医学会主催の地域フォーラム(大会長=四方哲県立一志病院院長)で、フランス発祥で認知症患者などに有効とされるケア技術「ユマニチュード」に関する講演が行われた。
講師は国立東京医療センターの本田美和子さん。またユマニチュード考案者のイヴ・ジネストさんも登壇した。
医療現場では、認知症の患者の暴れるなどの予測できない行動で、スタッフが身体・精神的なストレスを感じ疲弊するケースが多く、離職に繋がることもある。これは今後、高齢化が進み、在宅で介護に関わる人が増加することが予想される中、一般の人にも身近な問題。
そしてユマニチュードは、見る・話す・触れる・寝たきりにさせないという4つの柱があり、誰でも学ぶことができる。「見る」に関する技術は、例えば患者の正面から見て目と目を合わせること。
本田さんは冒頭、この技術を実践することで、認知症患者が、それまで拒否していたスタッフの看護を受け入れ、穏やかに話すようになった実例を紹介。
「ユマニチュードは、ケアの対象となる相手に『あなたは大切な存在である』というメッセージを、相手がわかるように伝える技術です。瞬間ごとに必要な技術を組み合わせて行う同時性と、全てのケアを一つの物語として行う包括性が重要です」と説明。
また「大事なことは、私はケアをする人として何をすべきかという基本的な立ち位置。私たちは患者さんの役に立ちたいと思っています。患者の持っている力を奪わないのがボトムラインで、私のやっていることは、①回復を目指す②今ある機能を保つためのトレーニング③非常に辛い状況を緩和する・最後まで寄り添うケア、のうちどれかに属します」とした。
そしてその上で、医療従事者が、患者が座っているとき、「立ち上がると転んで骨折し、結果寝たきりになる可能性もあるから」と、正しいと思って立ち上がれないように前に机を置いたりすることがあるが、その行動により、患者の持つ力を奪っていると指摘した。
続いてジネスト氏が、ユマニチュードの技術を実演を交えてわかりやすく説明。ケアにおいて患者の持つ人間らしさを尊重することと、愛情の重要性を強調した。

岡本会頭(左)より表彰状を手渡される旭電器工業の橋本さん

岡本会頭(左)より表彰状を手渡される旭電器工業の橋本さん

1月30日、津市丸之内の津商工会館で「旭電器工業㈱」=津市白塚町=と、「㈱赤塚植物園」=津市高野尾町=が平成29年度津商工会議所優良会員企業表彰を受けた。
同表彰は同会議所会員企業への経営支援の一環として「経営革新」「環境改善」「地域貢献」に積極的に取り組む企業を顕彰し、地域経済活性化を目的に行っている。
旭電器工業は経営革新分野で表彰。高輝度メタリック及びピアノブラックに着色された原材料を成形することで、ウエルド(製造時に生じる原材料の樹脂のつなぎ目)を無くしたウエルドレス製品を商業ベースに乗せたことが評価された。
一方の赤塚植物園は地域貢献分野での表彰。津市の小学校へ球根を贈呈し、子供たちが植物の栽培を通じて生命の大切さや成長の喜びを学ぶ「花育」や、同社所有の広大な里山「レッドヒルヒーサーの森」の保全・維持活動で自然に触れ合う機会を提供しながら親子の絆を深めるなど情操教育への貢献が評価された。
同商議所の臨時議員総会の冒頭行われた表彰式で、岡本直之会頭より、旭電器工業代表取締役の橋本幸司さんと赤塚植物園代表取締役社長の赤塚耕一さんに手渡された。橋本さんは「技術・技能を大切にしながら、今後も新しい需要を創造していきたい」、赤塚さんは「これからも地域の皆様のお役に立てるようにしていきたい」と語っていた。

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