旅館・ホテル経営について話す青年部のメンバー

旅館・ホテル経営について話す青年部のメンバー

津市渋見町の三重県立津商業高校で9日、2年生約160名を対象に、三重県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部=西田太郎部長=が講義を実施した。
選択授業の「マーケティング」として行われたもの。同青年部が学校で授業を行うのは初めてで、組合の加盟施設で人材が不足しがちであるため、生徒に就職先の選択肢の一つとして認知してもらうことなどが目的。
生徒達は授業で経営戦略について学んでいて、今回は青年部のメンバーで三重県の観光業界の次世代を担う若手経営者・若女将6名が、観光産業の現状や、マーケティング・おもてなしなどについて自社の事例を交え語った。
「美杉リゾート」=津市美杉町八知=の代表取締役社長・中川雄貴さんが、観光産業の動向と現状について話した。
また「ビジネスホテル三徳」=津市栄町=を家族経営している坂井孝行さんが、同ホテルの経営戦略をユーモアを交え紹介。競合他社が自社より駅から近い・設備が優れているという状況を説明した上で、「自社の弱味に目をつぶり、駐車場があるため車なら便利・館内で2食付き・柔軟な対応、といった強味を生かすことにしました。また経営資源が限られているため、ターゲットをビジネス客からさらに絞り、現場作業員の方々としました」などと話し、生徒は興味深く聴いていた。