庄司さん(前列)と、長野さん(後列右)ら

庄司さん(前列)と、長野さん(後列右)ら

津市白山町二本木の白山総合文化センター多目的室で、28日19時~21時(18時半~入室可能)、宇治山田市(現在の伊勢市)生まれの詩人・竹内浩三の作品を参加者皆で読む「春を待つ みんなで朗読会」が催される。
津市委託文化創造事業で、同センターやその周辺地域で芸術創造の場づくりに取り組んでいる市民グループ「森の劇場プロジェクト」=長野多恵代表=が、「森劇ミーティング特別企画」として実施するもの。
竹内浩三は1921年生まれ。45年フィリピンで戦死(厳密には生死不明)。軍国主義の窮屈な時代に生き、出征してもなお、瑞々しい感性で多くの詩を残した。
一方、長野さんは、先月、文化政策・文化戦略などのゼミに参加し、同プロジェクトに「〝社会包摂的な市民力〟を盛り上げる市民グループ」として、行政と役割分担し取り組んでいきたいと考えるようになった。
そして、グループの役割を果たすため、竹内さんの詩「五月のように」に込められた「愉快に歓喜して生きよう!」というメッセージを、皆で声に出し感じ合う場として朗読会を企画。同会では、竹内さんの姪で同プロジェクト審議委員の庄司乃ぶ代さんに解説してもらいながら、10編の詩を読む。
定員は先着40名。参加無料。申し込みは☎&FAX津262・2088またはメールでinfo@popra.jpへ。

協力して菌のまわった種駒を原木に打ち込む参加親子

協力して菌のまわった種駒を原木に打ち込む参加親子

㈱シエン(隅谷利光・代表取締役。本社・津市末広町)のグループ企業できのこ研究の専門企業㈱岩出菌学研究所が10日朝、同社敷地内で「第12回親子きのこ教室」を開き、25家族の親子がシイタケ栽培を体験した。
子供達にきのこについて知ってもらおうと、この時期に毎年開いているもので、毎回、募集と同時に申し込みが殺到する人気企画だけあって今年も定員がすぐ満杯に。
はじめに、同研究所の農学博士・原田栄津子さんからきのこに関する説明を受けた後、用意された原木に菌の繁殖した「種駒」を打ち込む作業に挑戦。
良いシイタケが育つためには、深く打ち込み過ぎても、浅くてもダメとあって、子供達は金づちで一つひとつ慎重に取り組んでいた。
作業終了後は、菌のまわったシイタケの原木とナメコの菌床ブロックが同社から記念品に配られ、親子の冬の良い思い出となった。

津観光ガイドネットが4月~11月に全6回の『JR名松線 沿線ええとこめぐり3 春バージョン』を催す。一昨年3月に全線復旧した同線の観光路線としての価値を高める一助にしようと、関係各所と連携して企画したウォークイベント。4、5月開催分の内容は
【第1回】4月3日=伊勢大井駅に10時5分集合・受付(松阪方面からの列車が同駅10時4分着)。亀ケ広の桜並木、中勢鉄道跡~真盛上人ゆかりの笠着き地蔵など~昼食~大仰宿~井関駅(松阪方面行きの列車14時8分発)。徒歩約6㎞。
【第2回】4月16日=伊勢奥津駅前に9時集合・受付(列車が同駅に8時59分着)。伊勢本街道~ミツマタ群生地、昼食~のれん街(健脚コースはミツマタ群生地~山道を歩き絶景ポイント、昼食)~かわせみ庵~同駅(松阪方面行き列車15時8分発)。同約5㎞。健脚コースは約10㎞。
【第3回】5月2日=伊勢川口駅に10時8分集合・受付(松阪方面からの列車が同駅10時7分着)~盛源寺~弘法大師ゆかりの水尾大師~川口の白山比咩神社、昼食~真長寺~伊勢大井駅(同駅から松阪方面行き列車14時4分発。同約8㎞。
▼小雨決行、警報発令時は中止▼弁当・土産代=千五百円。名松線の運賃は各自で支払う▼参加特典=オリジナル缶バッジ進呈▼定員は各回50名▼申込は往復はがきで。締め切りは各実施日の14日前必着。詳細は津観光ガイドネットHPで。
問合せは津市観光協会内の津観光ガイドネット☎津246・9020。

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