2018年2月

審査員の前で手際よく調理をする若手調理師

審査員の前で手際よく調理をする若手調理師

小鯛活なます姿盛り

小鯛活なます姿盛り

ユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、世界から注目を集める「和食」。日本料理に携わる若い調理師の技能レベルの日本一を決める三重県日本調理技能士会(大橋義信会長、会員90人)主催の「技能五輪『日本料理職種』三重県予選」が4日、津駅西口前の学校法人大川学園・三重調理専門学校で開かれ、三重県内の19歳~出場資格の上限である23歳までの調理師や専門学校生計13名が日頃の鍛錬の成果を競った。
競技内容は「小鯛活なます姿盛り」「牛蒡と鴨の小袖焼き」「芋寿司手綱巻き」の3品を制限時間(50分~70分)で調理し、大橋会長を含む3人の試験委員が①食材の取り扱い②下ごしらえの手順③包丁さばき④調理技術⑤衛生面という5項目で審査。
結果、1位に選ばれた竹永陸志さん(21)=ホテル湯の本=と、2位の古川滉輔さん(20)=旅館寿亭=が今年の秋に沖縄県で開かれる全国大会への切符を見事手にした。

hananoyakeisan 津市香良洲町のサンデルタ香良洲多目的ホールで25日9時~16時、「第7回東日本復興(人と絆)チャリティーイベントin香良洲」が開催される。主催は、同町など市内に住む30代~70代の約20名でつくる「(人と絆)チャリティーライブ実行委員会」。
同委員会は、東日本大震災の被災者に対し、同じく沿岸地域に住むものとして他人事ではないと、現地や津市内で様々な支援活動を行っている。今回は、豪華ゲストを招き総勢50名以上によるカラオケ大会を実施。参加者や来場者から義援金を募り、被災地へ送る。また、お楽しみ抽選会を行うほか、被災地の写真展示・映像放映と、軽食コーナーあり。
ゲストは──▼大阪のちんどん屋・華乃家ケイさん=ちんどんを始めパレードやイベントでのパフォーマンス、昭和歌謡などでも観客を楽しませている。▼希衣さん=三重県生まれ。2歳から歌い始め3歳で初ステージ。ライブ・イベント・ラジオ・TV・施設訪問コンサート・CDリリースなど、歌手、モデルとして活動中。
問い合わせは同委員会の鯖戸さん☎080・4372・3769へ。

hibari_1 hibari_2 hibari_3 津市在住の絵師・しま幸俊さん(80)は、自身と同年代の高齢者を喜ばせるために昭和を代表する大スター・美空ひばりの水彩画を描いた。
富山県出身のしまさんは、中学校卒業後に建設省の出先機関で働くが17歳の時、「自分にあった仕事を見つけたい」と一念発起し、上京。上野駅で見かけたスターの顔が精密に描かれた映画看板に感動し、すぐに近くの映画館の紹介で看板店に就職した。そこからは必死で働きながら、先輩の技術を見て盗み自分の技術を高めた。
その後は、一度は実家に戻り農業を手伝うようになるが、津市で働いていた伯父の勧めもあり、津市の看板店に勤めた後に27歳で独立。以来、大小問わず、看板を始めとする多種多様な広告物を手掛け、三重県の看板業界では、その名と腕前を知らぬ者がいないほどの存在となっている。
十年以上前に第一線を退き、趣味に興じる日々を送っていたが、身に付けた技術で、自分と同じ世代の高齢者を勇気づけれないかと久しぶりに筆を取り、新たな気持ちで社会貢献がしたいという思いで本名を伏せ、〝絵師〟として創作活動を始めた。
選んだ題材は、しまさんが学生の頃より大ファンだった美空ひばり。しまさんは東京で修行中の19歳の時に新宿コマ劇場で初めて、その姿と歌声を生で味わい感動した経験もある。
激動の昭和時代に多くの国民に勇気と感動を与え、惜しまれつつも天国へと旅立った希代のスターの姿を、縦120㎝×90㎝のキャンバスに精密な筆致で見事に描いている。現在までに描いた5点は、様々な時代の美空ひばりの顔と共に花なども描かれており、構図にもしまさんの卓越した技術が表れている。
しまさんの作品は、津市柳山津興の医療福祉生協のデイサービスえがおで、3月末まで展示されており、利用者のお年寄りにも喜ばれている。
しまさんは「残された人生を使って今後も描き続けていく。同じ世代の方々の方々に喜んでい頂けたら」と創作活動に意欲を燃やしている。今後も要望や機会があれば、作品を展示していく予定だ。

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