2018年2月

乾燥したヒメマツタケ(左奥)・シイタケ (右奥)のエキスを使った「きのこショコラ」

乾燥したヒメマツタケ(左奥)・シイタケ
(右奥)のエキスを使った「きのこショコラ」

大切な人へのバレンタインギフトに、健康に良い「きのこ」のショコラはいかが?──「お菓子教室シュクレ」=津市長岡町=を経営する川北幸代さんと、〝きのこを通して社会に貢献する〟を掲げる「㈱岩出菌学研究所」=同市末広町=の原田栄津子さん(農学博士・医学博士)が、「シイタケショコラ」と「ヒメマツタケショコラ」を開発。同店で予約販売する。
2人は友人で2年前にきのこのチョコの試作を始め、横浜でのイベントで販売し完売したり、TV番組で平野レミさんらに試食してもらい好評を得て、商品化に至った。
原田さんによると、きのこのグアニル酸などの旨味成分によりチョコの味が一層深まるという。
シイタケショコラはダークチョコを使い大人の味に仕上げた。また「ヒメマツタケ」は、同研究所が世界で初めて人工栽培に成功したきのこで、抗がん作用などの効果がある。今回は、その香りと相性の良いミルクチョコと合わせた。
2人はきのこのチョコの商品開発を継続予定で「きのこという意外な材料でチョコの味が深くなるというユニークさを、津の方にも味わってもらいたい」と川北さん。原田さんは「きのこの旨味で、5千億円以上というチョコレート市場に乗り込んでいきたい」とし、きのこの消費量を増やし農家に貢献することも目指す。商品は──▼2個入り5百円=シイタケ・ヒメマツタケショコラ各1個▼4個千円=各種類2個▼6個千三百円=各種類3個。価格は全て税込。予約はメールsucre@sucre3.netか☎059・226・8194で。受け渡し日は2月12日、13日。

任期満了に伴う津市議会議員選挙の投開票が1月28日に行われ、前回から定数2減の34議席に対して40人が立候補。内訳は現職30名、新人9名、元職1名。投票率は合併以来最低の46・42%だった。選挙戦自体は、候補者同士の得票数が肉薄する激戦で、4年間の議会を担う顔ぶれが決まった。
◆津市議会選挙・太字は当選者。
田矢 修介④4743無現
吉田 博康①4391無新
大野  寛④3915無現
安積むつみ①3699公新
青山 昇武③3457公現
堀口 順也②3350公現小林 貴虎③3276自現
加藤美江子④3126公現福田 慶一③3115無現
川口  円②2978無現
辻 美津子④2946無現
佐藤 有毅②2860無現
龍神 啓介①2792無新
倉田 寛次③2789無現
桂  三発③2764民現田村 宗博④2742無現
杉谷 育生④2728無現
小野 欽市③2697自元
川口 和雄④2695無現
西山 実江③2686無現
渡辺 晃一③2678無現藤本 智子④2645共現
岡村  武④2610自現
田中 千福③2517無現
坂井田 茂②2431無現
田中 勝博④2375無現
岡  幸男④2305無現
八太 正年④2273自現
竹下幸智子①2267共新
岩脇 圭一③2232無現
長谷川幸子③2186共現
伊藤 康雄③2140無現滝  勝弘①2070共新
村田 彰久④1977自現山﨑 正行 1836自現
長谷川 正 1547無現
青木 秀晃 1490無新
長谷川 植 1468幸新
藤田 義晃 1147無新佐々木俊夫 1072無新

挨拶をする伊藤達雄会長

挨拶をする伊藤達雄会長

記念講演を行った林さん

記念講演を行った林さん

1月20日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で、「都市環境ゼミナール」=伊藤達雄会長=の創設45周年記念特別例会が催された。
同ゼミナールは昭和47年(1972)7月、三重大で行われた全国初の公開講座「都市環境デザインの理論と実際」の受講者有志が中心となり、翌48年(1973)1月20日に設立。当時、四日市ぜんそくなどに代表される公害や伊勢湾台風などの災害が国民的な関心事となっていた。
しかし、個々の事例の原因追及という狭い視点だけに捉われず、問題の根本である、より良い都市環境の創造に向けた学習や研究に産官学の有志で取り組み続けている。
三重大学名誉教授でもある伊藤会長は「創設以来、原則として毎月第3土曜の午後に例会を開催しており、本日の例会は第541回に当たる。休講も昭和49年(1974年)の七夕豪雨の影響で三重大学に出入りできなくなった時だけ。都市環境という言葉は、当時はまだ一般的ではなかった。都市をどのようにデザインし、整備していくかは人類の永遠の課題」と挨拶した。
その後、来賓の駒田美弘三重大学長、鈴木英敬三重県知事、舟橋裕幸県議会議長、前葉泰幸津市長が、長きにわたり先進的な取り組みを続けてきたゼミの功績を讃えた。
記念講演はローマクラブフルメンバーで、中部大学総合工学研究所教授、名古屋大学名誉教授、世界交通学会会長、日本環境共生学会会長の林良嗣さんによる「ローマクラブからのメッセージ・都市への展開」。
林さんは、世界各国の科学者、経済人、教育者などで構成され、資源や環境などに伴う問題に取り組んでいる民間のシンクタンクである同クラブの沿革や活動を解説。クラブの最初の研究報告書「成長の限界」は、世界の人口が増え続ける中、地球の限りある資源や、環境負荷を顧みない無秩序な経済活動や開発が発展に限界をもたらすという内容で世界に大きな影響を与えた事を語った。
自身が携わった実例としては、行き届かない道路環境に対する過剰なモータリゼーションが慢性渋滞を引き起こし、劣悪な都市環境に陥っていたタイのバンコクなども紹介。
現在の都市形成において、生活利便性だけでなく環境負荷などを考慮したQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が求められている課題であることを示唆していた。

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