2018年2月

25日㈰13時半~15時、津センターパレス2階情報研修室で「ときめき高虎会」=小林貴虎会長=が、特別講演会「赤木城と藤堂高虎」を開催。
築城の名手として名高い津藩祖・藤堂高虎公が天正17年(1589)、熊野市紀和町赤木の標高約230メートルの丘陵に築城した赤木城(国史跡・熊野市指定文化財指定)。山の尾根を利用した郭の配置は中世山城の築城法を引き継ぐ一方で、野面乱層積みという高度な技術によって積み上げられた反りのない石垣や発達した虎口など近世城郭の要素も見受けられるのが特徴。築城当時の原形を残す城跡は全国でも稀で、天空にそびえる城跡は竹田城に勝るとも劣らない趣があり、近年注目されている。昨年の4月6日(城の日)に津城などと共に続日本百名城に選ばれた。
今回の講師は熊野市・文化財専門委員の和田利信さん。和田さんは城の研究家で熊野の城に詳しい。講演ではお城好きで知られる落語家・春風亭昇太さんとの対談で赤木城の魅力を紹介した時のエピソードなども紹介する。事前申し込み不要。参加費は一般500円。
問い合わせは小林さん☎090・1751・5460へ。

イベントをPRする鯖戸さん

イベントをPRする鯖戸さん

津市香良洲町の海産問屋・丸政商店=鯖戸伸弘代表=で3月11日㈰12時~15時、東日本大震災復興支援イベントが催される。
鯖戸さんは被災地の復興支援活動を継続的に行っており、今回は、三重県から被災地へ、寄せ書きを記した青い鯉のぼりを贈り掲揚してもらおうと、鯉のぼりを用意。イベント当日、来場者に寄せ書きへの協力を呼びかける。これは宮城県東松島市の大曲浜地区で、毎年こどもの日の5月5日に震災の犠牲になった子供達が天国で寂しくないようにと、全国から集まった青い鯉のぼりを揚げる「青い鯉のぼりプロジェクト」に賛同し行うもの。
そのほかの内容は──▼寄付を募り、集まった浄財を同プロジェクトに活動費として贈る▼震災が発生した14時46分に黙とう▼マグロ丼、貝汁の振る舞い。
鯖戸さんは、復興支援活動を通じて知り合った被災者が仮設住宅で孤独死するという経験などから、被災地の今なお困難な状況を知り、「2011年3月11日に震災があったことを皆さんに忘れないでほしい。これから生まれてくる子供達にも伝えていきたい」と話している。
問い合わせは鯖戸さん☎080・4372・3769へ。

笑顔で竹馬で遊ぶ児童と会員

笑顔で竹馬で遊ぶ児童と会員

津市美杉町竹原のふれあいプラザ竹原で15日、市立美杉小学校=美杉町奥津、竹田昌宏校長=の1年生5名・2年生11名と、竹原老人クラブ=河村正美会長(78)=の約10名が、竹ぽっくりなど昔の遊びで交流した。
同小1・2年生を対象に生活科の授業として毎年行われているイベントで、今年で11回目。
少子高齢化が進む美杉地域で、会員が子供とふれあい元気をもらう貴重な機会となっている。また児童にとっては、楽しく遊びながらバランス感覚や集中力を身に付けたり、人間関係を学べる場となっている。
子供達は、会員に教わりながら積極的に色々な遊びに挑戦し一緒に笑顔で満喫。最後に児童代表が「竹鉄砲が楽しかったです。ありがとうございました」と挨拶した。

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