kikakuten (一社)津市観光協会が津駅前観光案内所=津駅東口前、アスト津1階=で、25日㈰までの10時~18時、春の企画展「続日本100名城 津城跡・北畠氏館の魅力」を開催中。
津城=津市丸之内=と北畠氏館=津市美杉町多気=は昨年、「しろの日(城の日)」である4月6日に(公財)日本城郭協会が発表した「続日本100名城」に選ばれた。
津城は、織田信包が創築し、津藩祖で築城の名手・藤堂高虎公が大修築した。城内は平地で、平時には政庁として使い易い先進的な設計思想が最大の特徴。県史跡で、桜の名所でもある。
一方の「北畠氏館」は、伊勢国司・北畠氏の本拠地。同氏が織田信長に攻められ滅亡した後、廃城となったが跡地に北畠神社が建ち、同氏時代の見事な庭園も残っている。この庭園は国指定の名勝で、紅葉の名所としても有名。
同協会では、季節ごとに様々なテーマで企画展を開いており、今回はパネル展示などを行うほか、21日(水・祝)10時~15時には、ボランティアガイド団体の安濃津ガイド会が、「お城おもしろゼミナール」を実施。
また同日13時~15時、各地で甲冑姿で殺陣演舞を披露している「勢州津高虎隊」の藤堂高虎公の傅役・黒川十兵衛が来場し、一緒に写真撮影ができる。
問い合わせは☎059・246・9020へ。