食のバリアフリー情報を紹介する「つばめ手帖」

食のバリアフリー情報を紹介する「つばめ手帖」

お洒落な「つばめスタイ」

お洒落な「つばめスタイ」

津市安濃町を拠点に、多分野の人が手を取り合い、摂食嚥下障害への啓発支援活動を展開している「つばめ Spoon Project」=新谷麻衣代表(言語聴覚士)=が先月、食のバリアフリーサービスを提供する県内の飲食店などを掲載した情報誌『つばめ手帖』を2万部発行した。A5版、14ページ。津市役所や県内の社会福祉協議会などで配布中。
三重県では行政が「バリアフリー観光」を推進しているが、嚥下障害があったり、食べ物を噛む力が弱い子供・大人が楽しめるメニューを提供する飲食店は少ない。そのため当事者や介護する家族が外食や外出を敬遠し、引きこもりがちになってしまう場合もある。
そこで同誌では、来店前に料理のとろみなどを相談するとできる限り対応してくれるカフェ「えんがわ」=安濃町=や、柔らかくて口溶けの良い「おかゆ大福」を販売している「桔梗屋織居」=伊賀市=など17店を紹介。
またプロジェクトは、栄養士で飲食業経験がある前山すずさんが企画した、洋服のようなお洒落なデザインの「つばめスタイ」(よだれかけ)の販売も行っている。
医療・福祉職に携わっている新谷さんは「嚥下障害がある人の自宅での生活や食事の利便性を高める商品は充実しているけど、外食時も、健康な人と同じように、お洒落ができてイタリアン・中華・和食など広い選択肢があれば。誰でも年をとれば食べ物を飲み込みにくくなる。そういう体の変化に柔軟に対応する世の中になってほしい」と話した。手帖とスタイに関する問合せはメールでtsubamespoonproject