オープニングを飾った豊福千賀会による「津音頭」

オープニングを飾った豊福千賀会による「津音頭」

4月28日、津リージョンプラザお城ホールで、『第63回チャリティ民踊・舞踊まつり』が開かれた。主催=津音頭保存会、豊福千賀会。
津まつりなどでおなじみの津音頭保存会は昭和39年に発足。津市の市制75周年を記念して作られ、今や津市の郷土芸能として市民に親しまれる津音頭の伝承・保存を目的に活動。この催しは60年以上続く名物行事で、毎年多くの会が参加。
開会の際、同保存会の鳥山豊福千賀会長は「今日も一日楽しんで頂きたい」と挨拶。
今年も豊福千賀会による「津音頭」を皮切りに、華やかな衣装に身を包んだ参加者が次々とステージに登壇。高校生から90代と幅広い出演者たちが津々浦々の曲に合わせた踊りを披露すると大きな拍手が送られた。
また、出演者の参加費の一部と会場で行った募金は地域福祉に役立ててほしいと後日、津市社会福祉協議会へ贈った。

丁寧にマコモを植える子供達

丁寧にマコモを植える子供達

津市美杉町中太郎生地区の水田で、1日、美杉小学校3年生11名と4年生5名が、イネ科の植物「マコモ」の植え付け体験を行った。
主催は同小と、太郎生地区に住む50・60代の7名で構成し、地域活性化を目指してマコモの特産化に取り組んでいる団体「八十六石まこもの集い」=横川惣吾代表。
同団体は、平成22年発足。マコモの栽培・販売を行っている。
植え付け体験は美杉小3・4年生を対象に農業体験の一環で毎年実施しているもので、今年で7年目。子供達は田んぼに入り、最初は冷たい泥の感触に戸惑っていたが、慣れると楽しみ、約1時間で600株を植えた。児童は、夏頃に植えたマコモの成長を観察し、秋に収穫する予定。
横川代表は「おかげで販路拡大し需要も増えてきたので、作り手である会員を増やしたい」と話している。問い合わせは横川代表☎090・9198・8199へ。

道の駅「お茶の京都 みなみやましろ」と南山城小学校(上)

道の駅「お茶の京都 みなみやましろ」と南山城小学校(上)

村の特産品の緑茶を使った商品を手に…田邊駅長

村の特産品の緑茶を使った商品を手に…田邊駅長

三重県と京都府の境で府の最南端に位置する相楽郡南山城村は府内唯一の村。人口は2800人ほどの緑豊かな山里で宇治茶の産地として有名。三重県と京都府が、ここでわずかに接していることを知らない三重県民も少なくない。
津市の中心市街地から都合3回の行程を経てようやく県外に出ることができた。ある意味、ここからが本番。異郷を旅する醍醐味を存分に堪能するとしよう。
山中を走る国道を覆う木々のカーテンが開けると真っ先に目に飛び込んでくるは、北側の丘の上にある建造物。カラフルな壁面は一見すると奇抜にも見えるが、細部に目を凝らすと窓の配置や屋根の形など、どれをとっても非常に洗練されていることに気づく。この建物は南山城小学校。設計したのは、リチャード・ロジャース・パートナーシップジャパン。リチャード・ロジャースは世界的に有名なイギリスの建築家で、この建物は国内外で賞を受賞。内部も仕切りが少なく、開放感がある特徴的なつくりになっている。学び舎で過ごす時間は、長い人生らか見れば、わずかなものだが、そこでの経験が人生に及ぼす影響は決して少なくない。この建物で過ごした時間が、未来の有名建築家を生むきっかけになるかもしれない。過疎化によって通う児童も少なくなったそうだが、だからこそ、一人ひとりに密度の濃い時間を過ごしてもらいたいという願いが込められているのかもしれない。
ちょどその麓にあるのが道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」。今年の4月15日でちょうど一周年を迎えたこの道の駅は、村の特産品である緑茶や野菜、山菜など、村内産の「むらのもん」を中心に販売するなど、京都で唯一の村の魅力を余すところなく紹介。三重県からはもちろん、関西からも連日多くの人が訪れている。
特産品の他にも、道の駅には珍しく地域住民向けの食料品や日用品など生活必需品の販売を行っている。周囲に買物する場所の少ない山里ならではの地域事情を反映しているのだろう。
道の駅についた私は、腹の虫に促されるままに食堂に入り、席に着く。この食堂は村の自然から生まれた恵みである「つちのうぶ」がテーマ 。私が注文した「村定食」は柔らかく仕上げた煮豚に小鉢や味噌汁などが付いた定食。料理は、どれも優しい味わいで、ここまで歩き詰めで疲れた身体にしみわたるよう。
食べ終わった時点で14時過ぎ。ゆっくりと施設について話を聞きたいところだが、時間がないので泣く泣く出発した。
そこで後日、再訪して田邊祐介駅長より、施設の近況などを聞いた。この施設は府内唯一の村と来駅する人との接点。高齢過疎化が進む中、心の豊かさが息づく村の魅力を多くの人々に伝える重要な役割も担っている。5月19日より新茶まつりも始まるので、足を延ばし村の魅力に触れてみては。(本紙報道部長・麻生純矢)

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