講演する大西肇氏

講演する大西肇氏

4月27日、本紙は津市丸之内の津商工会館で、経営セミナー「未知の人口減少・超高齢社会に立ち向かう経営」を開いた。
日本全体や三重県が未曾有の人口減少・超高齢社会による社会・経済の「萎み」に直面していく中で、地元を支える起業家たちが「すでに決まった未来」に果敢に立ち向かっていく術を共に学ぶために、本紙では今夏より経営者セミナー「今はまだ小さな会社の『進化の塾』」(後援=津商工会議所、津市商業団体連合会)を開講。それに先立ち行ったもの。
講師は今夏からのセミナーでも指導を行うブレーメン再健本舗=津市東丸之内=代表取締役の大西肇氏。大西氏は元ジャスコ津丸之内店店長として商店街のコミュニティマート構想を推進、その後イオンの子会社を上場に導き、グループに関わりのない製造業・通販業・卸売業など様々な企業を活性化してきたという経歴の持ち主。
セミナーには、24名が参加。大西氏は、「国立社会保障・人口問題研究所」の推計で2020年~2040年、日本全体で大阪府と愛知県を合わせた人口1600万人、三重県では四日市の人口30万人、津では旧久居市と旧美杉村を合わせた人口5万人が消失し、消費(売上高)が現在の八掛けに縮む社会の到来を指摘。
その社会では人口が増加していたこれまでの社会での常識は全く通用しなくなり、強い会社に需要(売上高)が集中する「寡占化」が進み3割以上の会社が存続さえ危ぶまれる状況にあるとした。その上で「構想力と実現力がなければ時代のなすがままになる」と訴え、セミナー参加を呼び掛けた。
セミナー詳細は本紙へ☎津222・3330へ。