2018年5月

頭痛専門「宮整体院」をオープンした宮間宣人さん

頭痛専門「宮整体院」をオープンした宮間宣人さん

津市城山に今月12日、頭痛専門「宮整体院」がオープンした。慢性的な頭痛に悩む人を対象に、丁寧なカウンセリングと施術を行っている。
院長で柔道整復師の宮間宣人さん(37)は、津市出身。大学卒業後に一度就職したが仕事が自分に合わず、退職。能動的に取り組もうと思える仕事を探していたとき、知人の柔道整復師の姿を見て、「自らの手で人の役に立つ仕事だ」と魅力を感じ、志望した。
津市にある「リフレ整体クリニック」や鈴鹿市の治療院で働いた後、名古屋市の専門学校に入学。夜は治療院で働きながら3年間学び、柔道整復師の資格を取得した。
宮間さんは開業までを振り返り、「家族や周りのサポートがなければ、今の自分もないかもしれない」と周囲に感謝。「この仕事に就いて、楽しく、向上心もあり、この先もやっていけるなと思いました」と話す。
頭痛に特化しているのは、治療院に勤務時代、頭痛で悩む人が多いことと、治療院での施術で改善が期待できることが一般にはあまり知られていないことを実感したため。
慢性的な頭痛は、例えば長時間座ったままだったり、足を組むといった日常的な姿勢の乱れによって筋肉が緊張したり頸椎が捻じれ、血管や神経に悪影響を及ぼすことなどが原因で起こる。
そこで同院では、頭痛の原因をカウンセリングで探り、その人に合った施術を、骨格標本を使うなどして丁寧に説明してから行っている。
宮間さんは「頭痛で悩まれている方に、『あそこに行ったらなんとかなるぞ!』と思ってもらえる、駆け込み整体院になれればと思います」と話した。

津市美杉町奥津で、20日㈰、「名松線で行こう!」と題し、同市白山町を拠点に、地域やJR名松線の活性化を目指し活動しているジャズビックバンド「Jazz Band  HAKUSAN」による「田舎のジャズコンサート」と、伊勢本街道奥津宿散策ツアーが開催される。主催=同バンド、共催=名松線を元気にする会、協力=NPO法人コルチカムの里、かわせみ庵。
雨天決行・荒天中止。入場無料・参加無料。
同バンドは2014年発足。会員は、市内外に住む小学生から60歳代の60名。初心者からベテランまで、一緒に音楽を楽しんでいる。
スケジュールは──
▼11時10分~11時50分=名松線伊勢奥津駅前のコルチカムの里で、田舎のジャズコンサート。曲目は、ウェルカム上海・アンパンマンのマーチ・Teddy the toad・ルパン三世のテーマ78・となりのトトロ・海の見える街・ドリフずっこけメドレー・Take the ‘A’ Train
▼12時~12時20分=新緑の伊勢本街道散策ツアー。
同バンドのバンドマスターを務める伊東達也さんは「名松線で来てもらい、次の列車が来るまで2時間は帰れないので、その間楽しんでもらえたら」と話している。
行きに利用できる名松線の列車の時刻は──
▼松阪駅発7時32分→伊勢奥津駅着8時59分。 ▼松阪駅発9時38分→伊勢奥津駅着11時2分。
問い合わせは同バンド☎090・9760・9208へ。

津市大門大通り商店街に昭和39年に設置されたアーケードが、老朽化のため撤去される。今月7日から解体工事中で6月末頃完了予定。大門地区は日本三大観音の一つである「津観音」の門前町で、かつては繁華街として賑わったが、津駅前や郊外への顧客流出などにより衰退している。同商店街振興組合の山田和弘理事長(77)らに、アーケードの思い出や、撤去で様変わりする商店街の将来像などを聞いた。

 

 

今月7日から行われているアーケード解体工事

今月7日から行われているアーケード解体工事

山田和弘理事長

山田和弘理事長

山田和弘理事長

山田和弘理事長

山田和弘理事長

山田和弘理事長

大門地区はかつて多くの飲食店や商店が並び栄えていたが、郊外への顧客流出などで衰退。津市大門大通り商店街も、活性化が長年の課題となっている。
一方、昭和39年に同商店街の市道に設置されたアーケードは、全長約330m。津市大門大通り商店街振興組合=山田和弘理事長(77)=が所有・管理している。50年以上、買い物客に親しまれてきたが、老朽化が著しく耐震性も低いため、同組合では、平成27年5月に撤去を正式決定した。
工事費は総額約2600万円。組合の資金は不足しているが、昨秋には強風でつるし看板が落下するなど極めて危険な状態だったことから、安全のため解体工事の実施に踏み切った。
この市道は、撤去後も従来通り車両通行禁止。アーケードがなくなることで、「昼間でも暗い」と言われていた通りが明るくなる一方、強い日差しや雨を防げなくなるため、客足減少を懸念する店もある。そこで、撤去後の商店街の将来像などについて関係者3名に話を聞いた。
まず、工事の実現に尽力した山田理事長は「撤去についてどう思うか皆に聞かれるが、『やれやれ』や。(アーケードがなくなると)観音さんがよく見えるようになる。これを背骨にして頑張っていかなあかん」と力強く話した。今後は、「まちなか健康づくりの商店街」として市民への貢献を目指していく。
また津市議で、同商店街で家業の「うどんの幸助」を営む岩脇圭一さん(39)は、子供のときアーケードの下で友達と遊んだ思い出があり、「こういった形でなくなるのは感慨深いものがある」と話した。一方、以前、三重大の建築学科の学生が同商店街の将来像を提案する企画で、アーケードを設置しない案が多数だったこともあり、「一つの時代の中で、アーケードの役割は終わりつつある」とも感じていて、「これから、新しいまちづくりをしていきたい」と前向きに話した。
十数年程前から、毎日11時に同商店街を訪れてラジオ体操を行い、参加する地域住民の健康に貢献している東海良成さん(80・津市半田)は、「アーケードがあるので天気に関係なく思い切りやって来られた」と感謝し「なくなってからも、体操は一人でも二人でも参加してくれる人がいたらやってかなあかんと思うので、天気が良ければ行います」と話した。
同商店街が様変わりする今は、新たな将来像を描き活性化に取り組む好機。市民や顧客のニーズや、時代に即した取り組みが期待される。

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