2018年5月

講演する大西肇氏

講演する大西肇氏

4月27日、本紙は津市丸之内の津商工会館で、経営セミナー「未知の人口減少・超高齢社会に立ち向かう経営」を開いた。
日本全体や三重県が未曾有の人口減少・超高齢社会による社会・経済の「萎み」に直面していく中で、地元を支える起業家たちが「すでに決まった未来」に果敢に立ち向かっていく術を共に学ぶために、本紙では今夏より経営者セミナー「今はまだ小さな会社の『進化の塾』」(後援=津商工会議所、津市商業団体連合会)を開講。それに先立ち行ったもの。
講師は今夏からのセミナーでも指導を行うブレーメン再健本舗=津市東丸之内=代表取締役の大西肇氏。大西氏は元ジャスコ津丸之内店店長として商店街のコミュニティマート構想を推進、その後イオンの子会社を上場に導き、グループに関わりのない製造業・通販業・卸売業など様々な企業を活性化してきたという経歴の持ち主。
セミナーには、24名が参加。大西氏は、「国立社会保障・人口問題研究所」の推計で2020年~2040年、日本全体で大阪府と愛知県を合わせた人口1600万人、三重県では四日市の人口30万人、津では旧久居市と旧美杉村を合わせた人口5万人が消失し、消費(売上高)が現在の八掛けに縮む社会の到来を指摘。
その社会では人口が増加していたこれまでの社会での常識は全く通用しなくなり、強い会社に需要(売上高)が集中する「寡占化」が進み3割以上の会社が存続さえ危ぶまれる状況にあるとした。その上で「構想力と実現力がなければ時代のなすがままになる」と訴え、セミナー参加を呼び掛けた。
セミナー詳細は本紙へ☎津222・3330へ。

楽しみながら安全を学ぼう!
5月27日㈰9時半~13時半、津市高茶屋の三重中央自動車学校敷地内で「第17回高茶屋地区安全フェスティバル」が開かれる(雨天の場合は市民センターにて開催)。主催=同フェスティバル実行委員会。
高茶屋地区では18年前に小学生が相次いで2人交通事故で亡くなるという悲劇が起こったこともあり、地区住民の安全意識や、防災面での意識が高い。
同フェスは、地区住民組織のほか、高茶屋小PTA、警察署、自衛隊、消防、高校など様々な組織が一丸となって実施している。
今年の主な内容は…
▼消防署=初期消火体験(訓練用消火器を使用)、煙体験(煙トンネル)、ミニ制服試着、ミニ消防車・ミニ救急車試乗、消防車両展示(3台)、女性消防団(デージー分団)による紙芝居①10時半②11時、輪投げ(9時50分~11時半)ほか。
▼200円フードコート=焼きそば、たこ焼き。
▼民生委員100円コーナー=おにぎり、ジュース、お茶。
▼久居農林高校=ミニ動物園(子やぎ、うさぎなど)、農林物産即売会(無くなり次第終了)。
▼南郊中学校吹奏楽部=演奏会(12時~12時40分)。
▼津工業高校=機関車、ものづくり。
▼三重県警=白バイデモ走行、パトカー展示。子供用の制服を着て記念撮影。
▼自衛隊=自衛隊車両乗車体験、防災パネル展示、ミニ制服の試着(陸・海・空)。
▼自動車学校=運転反応検査、クイックアーム
▼大抽選会=アトラクションは11時半に終了。
▼防災対策=地震体験、非常食試食、防災グッズ展示、など。

5月28日㈪、津市栄町の四天王寺で、三重県呉服商連合会が「きもの供養」を開催。供養をしてほしい着物を募集中。
親から子へ、そして孫へと、沢山の思いと共に受け継がれていく着物だが、着ないまま長年、押入れに眠っているケースは少なくない。処分するにしても、思い出がこもった着物は簡単に捨てることが出来ないもの。
そこで三重県内の呉服店による同連合会が、同寺に供養塔を建立。役割を終えた着物への感謝の念を込めた法要を行う。
供養料は5000円(段ボール一箱分、記念品の金襽念珠袋進呈)。同連合加盟店へ直接持っていき申込みを行うこと。津市内の加盟店はふるまご=津市上浜町=、オカモトヤ=津市一身田町=、くさ川=津市大門=、白銀屋=津市大門=、丸加屋=津市久居中町=へ。
問い合わせは、ふるまごの山岡さん☎090・1282・4146へ。

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