2018年5月

三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」や、県内の市町などが共同開催する「三重県内男女共同参画連携映画祭」の一環で、津市・松阪市で映画が上映される。
各会場共通事項=鑑賞無料、1歳~未就学児対象で無料の託児あり(定員は各会場先着10名)。鑑賞・託児は事前申込が必要。上映前にプレトーク開催。
ディズニ―映画「ズートピア」(2016年/108分/監督=バイロン・ハワード、リッチ・ムーア/日本語吹替=上戸彩ほか)……津市西丸之内の津リージョンプラザお城ホールで、6月30日㈯13時40分~15時半上映。開場13時。動物の世界が、「『違い』があるのがいい」と、現実の世界に訴えかける作品。
▼申込方法=葉書またはEメールで氏名・希望枚数(1人5枚まで)、〒、住所、☎を記載し送る。宛先は〒514─8611(住所不要)津市市民部男女共同参画室、またはEメール229-3103@city.tsu.lg.jp
▼申込期間=5月21日~6月15日。定員=先着600名。
▼託児=申込は6月1日~22日までに男女共同参画室☎059・229・3103へ。
「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年/125分/監督・脚本=中野量太/出演=宮沢りえ、杉咲花ほか)……松阪市川井町の農業屋コミュニティ文化センターで、7月7日㈯13時半開演。開場13時。余命僅かな母の愛に号泣必至な感動作。
▼5月28日~整理券配布中。申込先=松阪市役所環境生活部人権・男女共同参画課☎0598・53・4339、FAX0598・22・3533。定員=500名。
▼託児=申込は6月22日までに同課へ。

竹内義夫作の「せせらぎ」

竹内義夫作の「せせらぎ」

清水正人作の「湾内一望」

清水正人作の「湾内一望」

「第13回一洋会作品展(油彩・水彩)」が6月6日㈬から10日㈰までの9時半から17時(最終日は16時まで)、「有形文化財・油正ホール」=津市久居本町1583=で開かれる。入場無料。
「洋画を描くことが好き」という共通点で集まって結成し、津市一志町を中心に活動している同グループの13回目の作品展。
所属するメンバーは30代~80代の11名。酒蔵を活用した趣ある会場で、経験や技法、大きさも様々な個性あふれる楽しい洋画作品約50点を展示する予定。
同会では「ぜひお気軽にご来場ください」と呼びかけている。
出展者は、植地珠子・岸川昭宏・篠木信子・清水正人・庄司夫起子・竹内義夫・田端忠勝・橋本苗彦・長谷川實・松尾悦子・松尾和男(敬称略・50音順)。
同展示会についての問い合わせは☎059・293・0175(事務局・松尾表具店)へ。

南山城村と笠置町の境目

南山城村と笠置町の境目

木津川にかかる大河原橋(恋路橋)

木津川にかかる大河原橋(恋路橋)

南山城村役場を過ぎるとJR関西本線の大河原駅。時刻は15時半過ぎ。車の置いてある上野市駅まで帰るのに電車を使う必要があるが、日没までにはまだしばらく時間があるので、ここでの乗車は見送る。
この一帯(当時は南山城村へ合併前の旧大河原村)は昭和28年(1953年)8月14日に発生した時間雨量の100㎜にも及ぶ豪雨による土砂崩れが発生。南山城村史に記載されている当時の駅長の言葉を借りると、大河原駅舎も「この世のものとは思われない、ものすごい山鳴りをともなってあっという間に」山津波で飲み込まれてしまった。それは木津川に沿って広がる旧大河原村の集落全体を横なめにし、未曽有の損害を出している。その際、山の中腹にあった共同墓地が崩れ、集落の入り口には頭蓋骨が転がる地獄絵図だったそうな。
もちろん、今はそんな過去を全く感じさせないのどかな風景が広がっている。自然と共に生きるということを口にするのは容易い。我々はその恵みばかりをイメージしがちだが、時には試練を課す厳しい一面を忘れてはならない。だからこそ、その試練を乗り越え、この地域に今も人々が暮らしていることを素晴らしく思うのだ。
駅を過ぎると、村内に唯一残る沈下橋の大河原橋が見える。沈下橋とは橋桁と橋脚のみで構成された橋。増水時に土砂や流木などが引っ掛かり橋が破損したり、川の水をせき止め洪水を引き起こす原因とならないように、このような構造となっている。
昭和20年に竣工され、今も地元の人々に使われているこの橋には、恋路橋という粋な通り名がついている。川面に月影がきらめく夜、北大河原と南河原を結ぶこの橋の上で、逢瀬を重ねる男女の姿を連想せずにはいられない。老朽化によって姿を消している沈下橋だがいつまでも残しておきたい村の風景である。
その後、再び国道はバイパスと合流。しばらく進むと南山城村と笠置町の境にさしかかる。見た目には、どこにでもあるような景色だが、津市を出発し、境を一つ超える度に言い知れぬ達成感を味わうことができた。
しばらく歩き詰めで、足が悲鳴を上げているので境の付近にある町の運動公園で少し休憩。時刻は16時過ぎ。やはり、今日の目的地は笠置駅になりそうだ。(本紙報道部長・麻生純矢)

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