2018年5月

(公社)津歯科医師会は6月10日㈰10時~14時、津リージョンプラザ保健センターで無料「口腔がん検診」を実施する。事前申込制。
日本人の2人に1人ががんを患い、3人に1人(約30%)ががんで死亡している。
口腔咽頭がんは全てのがんの1・8~2%、1万人に1人。罹患数と死亡率は年々増加傾向にある。
口腔がんは「食べる」「味わう」「話す」「呼吸する」などの機能障害や顔貌への影響で生活の質を著しく低下させ、時には命を脅かす。
ほとんどは直接目視、触知できる場所にあり、レントゲンや内視鏡などを必要とせず、問診・視診・触診で早期発見できる。
初期の口腔がんは口内炎と似ており、専門家である歯科医師による診断が有効とされる。
チェック項目として…口の中の粘膜にただれや赤い部分がある・口の中に白い部分がある・口内炎や粘膜の傷、抜歯後の傷が治らない・口の中や首にしこりや腫れがある・顎や舌が動かしずらい・食べ物が飲み込みにくかったり、話しにくい・歯のぐらつきがあったり歯が浮いている…など。
当日は問診、視診、触診で診査し、精密検査は二次医療機関に紹介する。
申し込みは、(公社)津歯科医師会ホームページからEメール、FAX059・223・3936または、葉書に〒・住所・氏名・電話・検診希望時間帯を明記して郵送(〒514─0004、津市栄町2丁目365、津歯科医師会)。
折り返しメールか郵送で受付票、問診票が送られてくる。
申し込み期限は5月28日㈪。
問い合わせは、同歯科医師会☎059・225・1304(土日祝を除く10時~正午)。

三重県保険医協会公開講座が5月27日㈰13時半~15時、三重大学生物資源学部大講義室で開かれる。一般聴講可。参加費無料。
講師は、住江憲勇氏(医師・全国保険医団体連合会会長)。演題は「どうなる、どうする社会保障制度 ホントにお金がないの? 財源問題から考える」。後援=三重県社会保障推進協議会・中日新聞社ほか。
全国保険医団体連合会とは、各都道府県で設立 される保険医協会・保険医会が加盟する医科・歯 科一体の全国組織。会員数は約10万人。「保険医の経営、生活ならびに権利を守ること」「保険 で良い医療の充実・改善を通じて国民医療を守る こと」を目的に活動している。
住江氏は「戦後70数年を国民生活からみて概括すると、1980年をターニングポイントとして、政府・資本側からの国民・労働者への新たな攻勢が強まり、この間の世論 操作・誘導によって今日の国民・労働者が被る種々の困難がもたらされてる。したがって、同じ轍を踏むことは許されない。あらためて搾取・収奪の実態を学習し直し、国民一人ひとりが心の底からの怒りとなる世論を今こそつくりだしましょう」と話す。
参加申し込みは同協会☎059・225・1071へ。

六田こんにゃく

六田こんにゃく

今月4日、「六田こんにゃく」を作る多気の郷元気づくり協議会のメンバー

今月4日、「六田こんにゃく」を作る多気の郷元気づくり協議会のメンバー

津市美杉町下多気にある人口約30人の六田地区では、20年程前から、地元の婦人会が、同地区や周辺地区のこんにゃく芋を使った「六田こんにゃく」を生産し始めた。
添加物を使わず手作業で作られ、コシが比較的しっかりしている。派手なPRはせず地元の文化祭などで販売し、〝幻のこんにゃく〟と言われ、隠れた名物となった。
会員にとってこんにゃく作りは生きがいだったが、高齢化により生産終了の危機に直面していた。
そのことを知った、同地区在住の富田倍みさんが、このこんにゃくを残したいと、自身が所属する「多気の郷元気づくり協議会」=辻村征信会長(74)=のメンバーに相談。これがきっかけで、同協議会が、昨年秋に生産と販売を引き継いだ。
同協議会は、上多気・下多気・丹生俣の3つのエリアから成る「多気地域」に縁のある34名で構成。過疎化が進む同地域
を元気にしたり、困っている人の手助けをしたいと活動している。
例えば、道の駅でこけ玉の体験教室を実施したり、東京などでこけ玉を年間1000個販売。また地域の新聞「多気の郷たより」を毎月1日に発行して各戸に配布し、好評を得ている。メンバーたちはサービス精神旺盛で、活動により自身も元気になっているという。
協議会は六田こんにゃく作りを引き継ぐにあたり、婦人会による丁寧な講習を受けた。
そして昨秋、材料のこんにゃく芋230㎏を蒸して冷凍。今月4日までで計6回、六田公民館に集まり、蒸し直し・ミキサーにかける・手で練る・一個約230gのにぎりこぶし大の丸状に成形・ゆでるなどの作業を行い、商品を作った。
翌5日には、地元の北畠神社の大祭で販売。
辻村会長は今後について「生産・販売の適当なペースをつかむのに、3年くらいかかると思う」と話した。

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