「1951年、パリ誕生2000年記念」 1951年 パリ市フォルネー図書館所蔵

「1951年、パリ誕生2000年記念」
1951年 パリ市フォルネー図書館所蔵

三重県立美術館で6月30日㈯から企画展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」が開かれる。会期は9月2日まで。
これはフランスを代表するポスター作家であり日本にも多くのファンをもつレイモン・サヴィニャック(1907年─2001)のかつてない大規模個展。
1949年、ベルナール・ヴィルモとの二人展で発表した《牛乳石鹸モンサヴォン》のポスター原画が、モンサヴォンのオーナーの目にとまり、広告へと正式採用された。サヴィニャックはこのとき40歳。遅まきの成功の後、1950年代から1960年代にかけては、ビック、チンザノ、シトロエン、ダンロップ、ミシュラン、ティファール、プチ・バトーといった企業の広告を数多く手がけ、代表作を次々に生み出した。
サヴィニャックのポスターは、シンプルな造形とあざやかな色彩、そしてかわいらしくユーモアあふれる表現が特徴。その一見素朴なポスターは、広告する製品の魅力を強くアピールするための最良のモチーフや構成が、選び抜かれてデザインされている。
今展では、その表現の秘密にせまるため、作品を年代順ではなく、「動物」、「子ども」、「働くヒト」といったモチーフや、「指さすヒト」といった表現方法、「ビック」「自動車」といった製品ごとにセクションを設けて紹介。
実際に街を飾った大型ポスターや、当時のパリの景観写真、原画や資料、遺品等もあわせて200点以上におよぶ展示品により、サヴィニャックの人物と作品の魅力に迫る。
同美術館では「陽気で心躍るサヴィニャックの作品は、展覧会をおとずれる人にもきっと、ポスターの魔法をかけるでしょう」と話す。
入場料は一般=1000円、学生=800円、高校生以下無料。休館日は毎週月曜日(正し7月16日、は開館)、7月17日。開館時間は9時半~17時(入館は16時半まで)。
問い合わせは同美術館☎059・227・2100。

 本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。希望される方は葉書に〒・住所・氏名・年齢・☎を明記して、〒514─0028、津市東丸の内26─12、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。締め切りは6月14日必着。応募多数の場合は抽選となります。当選発表は招待券の発送をもって代えさせて頂きます。