劇団津演2018年公演「分からない国」の練習の一場面

劇団津演2018年公演「分からない国」の練習の一場面

津市を拠点に活動する社会人演劇集団・劇団津演=若林一博代表=の津市民部文化祭参加・2018年公演『分からない国』=作・原田宗典、演出・マスダ春花=が7月7日㈯18時半~、8日㈰14時~(開場は各30分前)、津リージョンプラザお城ホールで上演される。
この作品は、認知症で、出征の記憶を持つ父親と、介護する家族、共に出征し心に闇を抱えつつ生きる元上官などが織りなす、深く、温かいヒューマンドラマ。
マスダさんは同劇団の団員で通常は演者だが、今回12年ぶりに演出を手掛ける。原作は1992年に書かれ、舞台は90年の日本だが、作中の認知症・遺産相続・上官の圧力などの事柄は「今に通じるものがある」と感じるそう。自身も一過性の認知症を患った母親を介護した経験があり、それを思い出しながら演出している。
「観に来てくれる方の中には家族の介護をしている方も多くあまりリアルを追求すると失礼になると思うので、芝居なので『嘘』であることに甘んじて私なりに津演流の家族を演出し、感動して下されば」とマスダさん。
チケットは、前売り大人1500円(当日1800円)、学生1000円(同1200円)、小学生600円(同800円)。
津演劇鑑賞会☎津228・9523、三重額椽☎津225・6588、県文チケットカウンター☎津233・1122で取り扱うほか7月5日までメールでも受け付ける。氏名・枚数・日時・種類を記載しg-tsuen@hotmail.comへ送信。
問合せは劇団津演☎津226・1089(月・水・土曜の20時以降)。

氷細工に取り組む学生と見学する園児たち

氷細工に取り組む学生と見学する園児たち

津市大谷町、津駅西口前の大川学園・三重調理専門学校のグランドで4日、氷細工を制作する特別実習が行われた。
パーティー料理の装飾に欠かせない氷細工をプロから学び、学生に氷の持つ特性を知ってもらおうと、氷細工のプロとして活動する津氷彫会の講師を招いて毎年行われているもの。
まずは津氷彫会のメンバーがのこぎりやノミといった道具の使い方を指導。同校1年生の生徒たち33名は8グループに分かれ、見本の下絵を見ながら作品作りに挑戦。氷の塊から2時間ほどかけて、ハープやエンゼルフィッシュ、ペンギンの親子などの形に彫り出した。
初めは緊張気味だった学生達だが、調理師を目指すだけあって、すぐに慣れ、軽快な道具さばきで見事に彫り上げた。
また、大川幼稚園の園児達が、制作中の彫刻を見学。「きれい!」「冷たいねぇ」など、大いに喜んでいた。

「ときめき高虎会」=小林貴虎代表=は8月5日㈰13時半~16時、お城公園南側の高山神社で「親と子の夏休み歴史教室」を開くにあたり参加親子を募集している。後援=津市教委。
昨年4月に「続日本の100名城」に選ばれた津城と、津城を築き、津のまちをつくった藤堂高虎公を、津のまちの将来を担う小学生に知ってもらい郷土を愛する心を育むのが目的。
当日のスケジュール
▼紙芝居・13時半~14時=①丸もち三つ②高虎さんってどんな人③古式泳法「観海流」。
▼講演・14時~15時=演題は「知っておきたい藤堂高虎と津城の魅力」。講師は同会会員で津市立片田小学校の深見和正教諭。
▼津城探検・15時10分~16時=ときめき高虎会会員による津城の見どころ案内。
参加無料だが申し込み先着20組。締め切りは6月30日㈯必着。
申し込みは小林貴虎代表☎090・1751・5460へ住所・氏名・学校名・学年・緊急連絡先を連絡するか、同様の内容をメールinfo@takatora.jpに送信する。

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