浅生さん(左)に教わり、ヘラで、イラクサ科の植物「からむし」の繊維を引き出す作業に挑戦する児童

浅生さん(左)に教わり、ヘラで、イラクサ科の植物「からむし」の繊維を引き出す作業に挑戦する児童

6月26日、津市安濃町内多の安濃公民館で、安濃小学校5・6年生計59人を対象に、安土桃山時代~明治時代の約300年間、同町を中心に津市で作られ、全国で知られた夏物衣料「津綟子」の学習会が開かれた。
公民館事業の一環で、講師は三重郷土会常任理事の浅生悦生さん。
津綟子は麻などを使い「もじり織り」という特別な織り方で作られ、通気性に優れている。最上級品は江戸時代、津藩の「お国名物」として、将軍などに献上された。
浅生さんは、津綟子を作るにはかなりの時間や労力が必要だったことなどを説明。また子供達が材料の植物「からむし」から繊維を引き出し糸状にする作業に挑戦した。
紀平柏峻くん(11)は「(津藩祖で)有名な高虎が津綟子を持っとったことも知らんだし、殿様が着ていた服がまさか津綟子とは知らず、良い勉強になった」と話した。