2018年7月

表彰状を手に…高井さん

表彰状を手に…高井さん

「三重トヨペット」=川喜田久社長、本社津市上弁財町=の高井康夫さん(34)が「第33回・全国トヨペットサービス技術コンクール」のペイント競技で全国優勝した。
高井さんは同社の亀山BPセンター=亀山市太岡町=所属の塗装の技術者。同センターは顧客により安心感のあるサービスを展開するため、自社による鈑金塗装を手掛ける工場。最新設備と高い技術力を持つ技術者を揃えた県下最大級の施設。
環境に優しい企業を理念として掲げる同社は、環境ISOを取得し、様々な取り組みを行う中、同センターも2015年より使用する塗料を完全水性化。環境負荷の軽減と作業従事者の安全を両立している。自動車業界全体で水性化へ移行をめざしているが、それに一歩先んじた形に。
同コンクールは、全国のトヨペット店の技術者が競うもので4年に一度開催。三重県代表の優勝は初の快挙。
同コンクールは4月21日、岐阜県多治見市で開催。地区大会で全国上位12人に残った高井さんが出場したペイント競技は、自動車の塗装の出来栄えを競う種目と、塗料を課題色と同じになるよう調合する種目で構成。
塗装の種目では、高井さんは工場で使っている水性塗料を使用。多くの選手が使用した溶剤系塗料と比べると乾きが遅く扱い難いというハンデをものともせず、優勝したことで高井さんの技術力だけでなく、同社の環境への取り組みも間接的に評価された二重の快挙といえる。更に安全性への配慮に長けた選手に贈られる特別賞も受賞した。
優勝以来、快挙を聞きつけた顧客から、同センターでは異例の〝指名〟が入るようになった高井さん。「優勝できるとは思っていなかった。これからは、後輩たちに技術を伝えていけたら」と大会当日を振り返ると共に今後の意気込みを語る。

1970年に開催された大阪万博での三菱未来館

1970年に開催された大阪万博での三菱未来館

1970年の大阪万博は、科学技術と相互理解の発展を通じた明るい未来を披露した。その規模は、総面積330ヘクタールに77の国と4つの国際機関の参加で、開催期間は、3月14日から9月13日の183日間。当時、日本の人口の半分以上である6422万人が訪れた。
テーマは『人類の進歩と調和』。おまつり広場の『太陽の塔』に、米・ソ宇宙開発競争がもたらした『月の石』、海底都市や海底牧場、リニアモーターカーにロボット、家庭用コンピュータ装置に携帯できる電話器、また、ヨウ化銀のミサイルで台風を消滅させる短編映像なども見られた。
そのパビリオンは『三菱未来館』。テーマは50年後の日本、すなわち2020年の日本である。1階から入場した見物客は、先ずエスカレーターで3階の展示スペースに送られ、そこからは81基の動く歩道で、5つの展示室を見て回る仕組みだった。くだんの映像は、特撮が東宝、音楽は伊福部昭。円谷英二の最後の仕事であったともいう。
さて、このような気象制御技術は1947年より各国で研究されており、人工降雨などは小規模ではあるもの、今や一部の国では実施されている。単純なシステムとしては、スキー場の降雪装置などもある。
また、台風の制御も検討されていた。米国における1969年8月のハリケーン・デビーに対する実験では、最大風速50m/秒を35m/秒へと30%低下させることにより、風速の2乗に比例した建造物損壊に対する風の破壊力を半減させている。
記録によると、5機の航空機にはヨウ化銀を含む散弾ポッドを搭載、8機の航空機には観測機器を積んでデビーに向かい、台風の目の壁の外雲にヨウ化銀の煙を拡散すべくポッドを投下、高度約1万1000メートルで爆発させた。『三菱未来館』の短編映像は、その進化の姿だったのであろう。
ところが、その後の実験はあまり進んでいない。突然のコース変更などの予期せぬ結果が出る心配があるからだ。また、台風のコントロールのあり方についても懸念がある。関係する各国の利益調整が非常に困難なためだ。例えば、台風は災害原因だけでなく、場所によっては大切な水源である。
しかし、この半世紀の間には、情報処理技術と共に、シミュレーション技術も格段に進歩した筈ではないのだろうか。 例えば、北京気象局の天候修正事務所には、人工降水や人工洪水制御、人工霧除去事業もある。
地球温暖化の影響で極端な気象災害が増えている昨今、積極的な気象制御技術をもって、被害を少しでも食い止められん事を切に願うばかりである。 (O・H・M・S・S「大宇陀・東紀州・松阪圏サイトシーイング・サポート」代表)

「アトリエののはな」による押し花&レカンフラワー作品展「草花に想いを託して─アトリエののはなの仲間達XIII」が7月20日(金)10時~19時、21日(土)10時~19時、22日(日)10時~17時、亀山ショッピングセンターエコー正面ホールで開かれる。
「レカン」とはフランス語で「宝石箱」の意味。レカンフラワーは、花や葉を立体の状態で乾燥させて作るため、自然な色や形が保たれ、長期間楽しむことができる。
同アトリエでは、草花が大好きなメンバーが月に1、2回、自然の恵みに感謝しつつ、作品が出来上がった時の喜びや感動を感じながら制作活動に取り組んでいる。
作品展は、一人でも多くの人に押し花やレカンフラワーの魅力を知ってもらいたいと開いているもので、今回で13回目。今回も1年間で制作した作品を展示する。特に毎年制作してきた干支の額を揃って展示。
体験会や、押し花やレカンフラワーの小物のチャリティ販売もあり、収益金は東日本大震災復興支援活動のために寄付する。問い合わせはアトリエののはな☎059・230・1126。

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