三重ふるさと新聞 | 三重県 津市

毎日楽しみにしていたＮＨＫの朝ドラも、終わりが近づいてきた。今期のドラマは、よくある朝ドラの女の一代記ではなく斬新だった。イケメンの幼馴染に守られるヒロインの、波乱万丈の人生は展開が早くて見逃せなかった。
バブルからデフレへここ数十年の社会の変化をも見せてくれた。電話などの小道具や流行歌の変遷も面白く、終わってしまうのが名残惜しい。
ヒロインの出身地が岐阜県東濃で、東海ローカルな話題が出てくることも親しみやすかった。
「けなるい」という言葉を聞いた時には、岐阜でも使うのかと驚いた。「うらやましい」の意で、三重ではほぼ死語に近いが、相手を持ち上げる時には意識して「けなるい」を使うこともある。方言は表現を柔らかくして、嫌みに聞こえないお世辞が言える。
「まーあかん」と聞いた時には懐かしさを感じた。津の人が使うのを聞いたことはないが、志摩出身の友人がよく使っていた。
他にもいろいろな事柄が、私の心の奥底にあるものに響いた。幼馴染の子どもたちや、家族の会話、食卓、胸キュン場面、背景の店や街、山や川。
ふるさとは、地理的な場所というより、その人の記憶の中の場面場面であると思うが、多くの人のそんなふるさとにも響いたのだろう。視聴率も良かったらしい。（舞）

（公社）三重県柔道整復師会（津市乙部）は９月30日㈰、アスト津４階のアストホールで平成30年度県民公開講座を開くにあたり、参加者を募集している。入場無料。
スケジュールは
▼第１部・11時～12時「フレイルを知り認知症を予防しよう」＝講師・鈴鹿市西部地域包括支援センター長の鈴木節子さん。加齢と共に運動機能や認知機能が低下し、心身の脆弱性が出た状態をいうフレイルについて解説する。
▼第２部・13時～14時半「神島と地域医療と私」＝講師は、鳥羽市立神島診療所所長の小泉圭吾氏。
問い合わせは同会事務局☎０５９・２２２・３８３２へ。

水泳の様子

ランニングの様子

９日、鈴鹿市御薗町の三重交通Ｇスポーツの杜鈴鹿の「キッズアクアスロン大会in鈴鹿」が行われた。主催＝三重県体育協会グループ（公益財団法人・三重県体育協会、㈱ジャパンスポーツ運営）。主管＝三重県トライアスロン協会。
アクアスロンは、トライアスロンから、自転車を抜き、水泳とランニングで競い合う競技。トライアスロンが、国体やオリンピックの種目にもなり、人気を集めている中、そのすそ野を広げるべく小学生とその保護者を対象に初開催。三重県を中心に、愛知や岐阜など県外からの参加者もあり、約１００名が出場した。
各部の結果は（敬称略）▼１年生男子…①島田蒼介②川崎夏輝③松下侑晟▼１年女子…①清水友結②森本有紗③杉野未空
▼２年男子…①藤田航輔②多氣勇心③中村可夢偉２年女子…①渥美穂乃花②岡愛菜▼３年男子…①岩本爽甫②松本侑起③山本翔太▼３年女子の部…①掛橋紀心歩②高橋虹子③阿部紗弓▼４年生男性…①川上智史②名坂諒大③荒木秀弥▼４年生女子…①大原沙季②宮原陽子③古川莉奈▼５年男子①掛橋宗志朗②末谷壮汰③田口輝季▼５年女子①松田向繰②杉浦華夏③高橋沙綾▼６年男子①藤原悠生②村上三篤③岡田一輝▼①山吉絢②加藤遥夏③植田あす香