鎌を使ってマコモを収穫する児童

鎌を使ってマコモを収穫する児童

津市美杉町上太郎生地区にある田んぼで2日、美杉小学校=藤並みどり校長=3年生11名と4年生5名が、農業体験の一環としてイネ科の植物「マコモ」を収穫した。
主催は、同小と、太郎生に住む50代~70代の7名で構成し、地域活性化を目指してマコモの栽培・特産品化に取り組む団体「八十六石まこもの集い」=横川惚吾代表。
この農業体験は同小の栄養士がマコモに興味を持ったことをきっかけに始まり、今年で7年目。児童は5月にマコモの植え付けも行い、7月に田んぼを訪れ会員からマコモの生育状況を聴いた。今年は台風や猛暑の影響で葉が折れ、収穫量も減る見込みだという。
当日は、児童が鎌を使って茎を切り、約200本を収穫。「農業体験は、マコモのPRもだが、子供達の思い出になればとやっています。今後、当会の後継者づくりもしていかなければならない」と横川さん。