鎌を使ってマコモを収穫する児童

鎌を使ってマコモを収穫する児童

津市美杉町上太郎生地区にある田んぼで2日、美杉小学校=藤並みどり校長=3年生11名と4年生5名が、農業体験の一環としてイネ科の植物「マコモ」を収穫した。
主催は、同小と、太郎生に住む50代~70代の7名で構成し、地域活性化を目指してマコモの栽培・特産品化に取り組む団体「八十六石まこもの集い」=横川惚吾代表。
この農業体験は同小の栄養士がマコモに興味を持ったことをきっかけに始まり、今年で7年目。児童は5月にマコモの植え付けも行い、7月に田んぼを訪れ会員からマコモの生育状況を聴いた。今年は台風や猛暑の影響で葉が折れ、収穫量も減る見込みだという。
当日は、児童が鎌を使って茎を切り、約200本を収穫。「農業体験は、マコモのPRもだが、子供達の思い出になればとやっています。今後、当会の後継者づくりもしていかなければならない」と横川さん。

見事、安濃津よさこい大賞に輝いた「だったらあげちゃえよ」の演舞

見事、安濃津よさこい大賞に輝いた「だったらあげちゃえよ」の演舞

6日・7日、津市の中心市街地と津駅前で、秋の一大イベント、「津まつり」が開かれ、大いに盛り上がった。
また、津まつりの名物イベント『第21回安濃津よさこい』も開かれた。21周年となった今回は、県内外で活動する64チームと台湾や北海道などのゲストチームが参加。7日夜、お城西公園で行われたファイナルステージには予選と審査を勝ち抜いた15チームが出場。華麗な演舞で観客を魅了した。
厳しい審査の結果、今年は『だったらあげちゃえよ』が安濃津よさこい大賞を受賞。受賞後に再度、披露された踊りに対し、多くの観客らが惜しみない拍手をおくっていた。最後は恒例の打ち上げ花火が夜空を華やかに彩り、まつりを締めくくった。
そのほかの受賞は
▼準安濃津よさこい大賞=四季舞▼津市長賞=天狗ぅ▼三重県知事賞=ダンスチーム凛▼津商工会議所会頭賞=勝山組▼高知県知事賞=嘉們─KAMON▼(一社)YOSAKOIソーラン祭り組織委員会賞=凰▼(公財)にっぽんど真ん中祭り文化財団賞=よさこい塾・ありがた屋▼日本航空=極津▼キリンビール賞=中京大学 晴地舞▼富士通賞=近畿大学よさこい連 洗心
▼奨励賞=めっちゃええやんず・皇學館大学よさこい部〝雅〟・ひなた
・笑舞

演舞を披露する台湾チームの学生たち

演舞を披露する台湾チームの学生たち

6日、7日行われた津まつりのイベント「安濃津よさこい」に台湾チームとして出場した蘭陽女子高校の生徒45名らが5日、津市の殿村の介護老人保健施設「トマト」を慰問した
チームを出迎えたのは施設利用者のお年寄りや地域住民約130人。冒頭、同施設を運営する社会福祉法人・こしば福祉会の小柴眞治理事長が「学生たちに元気をもらって大いに楽しんでほしい」と挨拶。
学生たちは、安濃津よさこい会場でも披露した台湾の様々な庶民文化を表現した曲を始め、バレエ曲のパキータ、沖縄の音楽家・喜納昌吉の「花」などに合わせて華麗な演舞を披露。お年寄りたちとのふれあいを楽しんだ。

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