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津市で活躍している13のガイド団体で組織する「津観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」が10月24日、津市一志町で、『JR名松線 沿線ええとこめぐり3 秋バージョン』を開催した。
一昨年3月に全線復旧した同線の観光路線としての価値を高める一助にしようと、関係各所と連携して企画したウォークイベント。22名が参加し2班に分かれ、一志町歴史語り部の会のガイドのもと沿線を歩いた。
朝、一志総合支所からスタートし、郷土資料館で農業や生活用具、かつて同町で盛んだった養蚕・製糸業の資料を見学。また、豊臣秀吉の命により、少しでも多くの年貢が納められるよう自然災害対策として築かれたと思われる堤防「太閤堤」などを巡った。
午後は地域交流の拠点施設「とことめの里」近くのコスモス畑を見たあと、天福山延命寺へ。同寺の薬師堂に安置されている薬師如来坐像(市指定文化財)は高さ108・4㎝。後世の修理が全体に及んでいるが、頭部から両肩などに平安時代の作風が残されている。
また境内に保存されている「くり抜き家形石棺(古墳時代・県指定文化財)」は、身・蓋が完全に揃っている同種の石棺としては県下最大と言われている。
参加者は石棺の前でガイドの説明を熱心に聞いたあと、同線の井関駅から松阪方面行きの列車で帰路についた。市内から参加した谷口清美さんは「前回も参加しました。沿線の四季折々の風景を見られたり、無理のない歩き方をしてもらえるので良いです」と話した。
2018年11月3日 AM 9:38