奥山雄渓さんから八千代に贈られた水墨画

奥山雄渓さんから八千代に贈られた水墨画

津市久居小野辺町在住の水墨画家、奥山雄渓(96歳。本名・誠一)さんがこのほど、松阪市殿町の割烹旅館「八千代」に作品11点を贈った。
奥山さんは津市出身で全国公募展で最高賞の内閣総理大臣賞など受賞多数。公民館やアトリエで多くの後進を育成し昨年12月の一門展を最後に引退した。
今月21日には、これまでの公募展出品作を「若い人にも水墨画に関心を持ってほしい」と久居東、久居、久居西の3つの中学校、久居ふるさと文学館、白山町の白山総合文化センターへ寄贈した。
松阪公園(国史跡「松坂城跡」)の二の丸藤棚横にある八千代は、古くから多くの文人、墨客が贔屓にしており、奥山さんもまた絵画教室の生徒さんと一緒に八千代を利用するなど長年の付き合いがあったことから、国登録有形文化財に指定されている同旅館の大広間ほかでの展示、使用を条件に無償で贈った。
同旅館の阪本会長は「たいへん光栄。当館にお越しになる多く方に鑑賞してほしい」と話していた。